【最初の女、最後の男８】

４４６・無性に、君を... ページ6

さっきから、息遣いが
なんか、おかしいし・・(汗)


「私を・・
オカズにしてる？」

CY「何言って・・
はぁ・・るんですか
・・Aさんは、主食ですってばっ」

「・・(汗)」


見ずに悶々とするよりは
・・見てしまった方が、いいのでは？
って、思い切って・・目を開けると・・


CY「あっ・・」

「・・・」

CY「・・・あっ///」

「・・///」


目に飛び込んできたのは
・・顔を高揚させてる、ﾁｬﾆｮﾙくんで

目元はウルウルと・・
耳と頬は赤く・・
口元は半開き・・
少し、額に汗が滲んでて・・

最初から
イケメンではあったけど・・

色っぽ過ぎる表情に・・
私は思わず、目をそらしてしまった

そらした視線の先は
ソファーに寝転ぶ私に
片膝をソファーについて、跨りってる光景で

・・あっ
下、穿いてはいるんだ←え


CY「・・良かったです
目を開けそうって思って、急いで
穿きました・・じゃなかったら
なすびな鷹こと、ﾁｬﾆｮﾙが
とび散らかせてるとこ
ご披露しちゃうとこでした///」


あ、僅差で
お目見えするとこだったのね・・(汗)

けど・・
まだ、少し息を荒くしてて

微笑む彼の顔に
さっき見ちゃった色っぽい顔がチラついて
まともに見れなくて・・

おかしいな
何度も、その・・ﾁｬﾆｮﾙくんの
そういう場は、目の当たりにしてきた
はずなのに・・←


なんか今日は、やけに・・


CY「・・Aさん
もしかして、引いちゃいました？」


ふと、視線を
ﾁｬﾆｮﾙくんに戻すと・・

心配そうに私を見下ろしていて


CY「あの・・ソファーに寝転び
目を閉じた、Aさんを目に焼き付けたのは
もう、どうにも出来ないですけど・・
今すぐ穢れた手を洗って、着替えを・・」


とか、要らぬ情報に
呆れもする・・けど

それ以上に・・

なんだか、とても・・
・・彼のことが・・無性に・・


「ううん・・違うの・・」


そっと、起き上がって
彼の頬に手を添えると・・


「早く、怪我・・治して？」

CY「えっ・・」

「私も・・早く・・
ちゃんと・・くっ付きたい」


無性に・・
・・欲しい、と思った

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