【最初の女、最後の男８】

４６０・仕事人 ページ20

ﾍﾞｸside


大きな勘違いから
ちょっと気持ちが持ち直した
ﾁｬﾆｮﾙだったけど・・

お姉さんの耳元に男が
近づいたのを見て・・

また、拾ったばかりの
皿をぶちまけた・・


CY「ﾍﾞｸ！！今の見た？！
俺の・・俺のAさんにあんなに
近づくだけでも必殺仕事人に大金はたいて
依頼して三味線の糸で
懲らしめて欲しいレベルなのに
耳元で話をするなんて！しかも・・
『プロポーズはまた後でします』とか
何なんだよ〜(涙)」


って、頭を抱えてるけど・・


BH「え、お前
この位置から聞こえるの？」


この位置からじゃ
全然聞こえないけど・・


CY「遠くにいる、Aさんの言葉も
一言一句聞き取るために読唇術を
学んだからな！！」


・・じゃぁ、どうして
さっきは『大丈夫だから』が
『抱いて欲しい』になったんだよ(汗)

都合のいい読唇術だな・・


CY「ダメだ・・せっかく上向きだったのに
・・ﾁｬﾆｮﾙの繊細かつ敏感な部分が
ビクビクと脈打ちすぎて・・痛い！」


って、店先だっていうのに
片腕で胸を押さえ・・もう片方が
下半身押さえそうになったから

引きずって、奥に連れてった

脈打つくらい痛いなら
ある意味、お前のどこぞは
元気で上向きだろうが←そだね

ﾁｬﾆｮﾙは店の柱の影から
顔を出して・・


CY「ねぇ、ﾍﾞｸ・・
ここでなら、これの処理してもいい？
ここなら存分に、大きなお口で頬張る
Aさんを見ながら・・
頬張って欲しいモノを可愛がれるんだけど」


って、腰を突き出すから
やっぱり、元気だったかって呆れる(汗)

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