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服装:上衣は配布された制服を、見本通りに正しく、シワなく着ている。改造等はしておらず、まさに見本そのもの。上衣の中にインナーも着用している。下衣はスラリとした濃いベージュ色のズボン。靴は足首までカバーされている茶色のエンジニアブーツを履き、靴下はそれから少しはみ出るくらいの長さのものをはいている。


性格:第一印象としては「真面目」。規則やルールなどに忠実に従う、模範的で几帳面な縁の下の力持ち。一つ一つの物事を真剣に取り組む故に自身に厳しく、少々トゲトゲした雰囲気を持ってしまうことも。しかし他に厳しいことはなく、むしろ寛容。例えば遅刻をしても、キチンとした理由があれば許してくれる。……当然、規則を破ったり、迷惑な行為をする人間にまでは適応されないが。
テキパキと行動するため、上記の性質からしても秘書が似合いそうな人物といえるだろう。また公私の混合を無くすため、仕事内では敬語を徹底している。

……以上が、一見した彼女である。
その中身は気にしいと小心者の掛け算のより産まれた重度の心配症であり、細かなところで常々悩んでいる。責任感並びに使命感を感じやすく、一度始めたことはキリがつくまでやりきろうとする。途中で離れると、大丈夫だったかなと不安になるから。そうじゃない私は私じゃなくなる気がするから。この不安をなくすために規則を徹底しているため、仕事内で「自由にしていいですよ」と言われると大きく困惑を示す。
変化にも不安や恐怖を覚えている。周りが変わっていつも通りが通用しないのが怖くて、それについて行けない自分が不安で、自己否定に陥ってしまう。
また口下手であり、本心であるほど喉から出てこない。奥底にある不安を取り出すことができず、困ると黙り込んでしまう質。敬語という区別は、これを防ぐための皮と言っても過言ではない。そのため無理に本心を引っ張り出すと、敬語が混じることが多々。
こんな自分を見せるわけにいかないと、柔らかな態度を見せど仕事外でも気を張っている。そのため公私共に堅いだの細かいだのと言われてしまうこともあるが、全て軟らかい中身が壊れないための自己防衛。崩そうとされると強く当たってしまうが、これも後々自己嫌悪へと循環されている。

そんな彼女も、好きな物事に関しては真っ直ぐになれる。そのため共通の趣味を持った相手には、比較的気軽に話せるようだ。

│→←【ウー・ゲシェツト/隊員】八縞 瑠璃



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作者名:風雪妃月 | 作成日時:2022年1月2日 2時

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