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その他:誕生日は3月10日。血液型はA型。
 家族構成は祖父、両親、弟。三つ下で絶賛思春期真っ只中の弟とは少々ギクシャクしている。しかし両親と祖父は戦争があったためか、少しばかり過保護になっている様子。…その態度たちが昔と変わっている気がして、家の中では少々居心地の悪さを感じている。

 根っからの本の虫。仕事外では図書館に入り浸り、かつて図書室から消えてしまった本や、読んだことのない書籍を片っ端から頭へ入れている。
 同時に本に興味を持ってもらえることが非常に嬉しいらしく、そういった内容を話すと嬉々として自身が読んだ中でオススメを紹介したり、それが置いてある場所へ案内してくれる。彼女にしては珍しくブレーキの外れる案件。

 夢は国語の先生なること。自分が虜になったように、本が誰かにとって良い転機になれたらと思っている。
 そのためか、ウー・ゲシェツトで行っている教育活動には非常に心を動かされている。……が、勇気が出ず、今のところ教鞭を取ったことはない。一応要点のまとまったノートを用意する、写真や絵を用意するなど、いざとなったときの用意はしているよう。しかしそれをしている自分も“いつもと違う”気がして、ここまで頑張ったものが否定されたら立ち直れない気がして、何度も勇気を失っている。
 これに加え、過去にサポートとして困っている子供の質問に答えることはあったのだが、なぜか子供たちに「怖い」と言われてしまったことが悩み。だがどう変われば良いか分からず、ただ悩むことしかできていない。


□好きなもの・こと
└読書、静かな空間、図書館・図書室、チョコレート

■嫌いなもの・こと
└挑戦すること、不確定要素、規則に従わない人、ドッキリ


 趣味は当然ながら読書。未だに「夢十夜」の感動が忘れられない文学少女である。ジャンルは問わず何でも読み、他者からオススメされればすぐに読んで感想を伝えているよう。
 最近では、自分でも文章を書こうとしているらしい…が、幾度か書いて「向いてないな」とやめたようだ。



────…これは、未来の話だが。一年後に彼女は、裏図書館協会に所属することになる。当初の目的を果たすため、後に「言ノ葉連合」と呼ばれるそれにも参加することだろう。つまり、彼女の夢が夢が叶うことはないのだ。
 彼女の本を守る戦いは終わらない。いつか、彼女が死を迎えるまで。

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作者名:風雪妃月 | 作成日時:2022年1月2日 2時

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