英雄21話 ページ23
剣城side
轟くんの隣を走り最終関門に足を止める。
プ「さぁ！そろそろ最終関門！！果たしてその実態は…一面地雷原！！地雷の位置はよく見りゃ分かるようになってるから目と足酷使しろぉ！！」
しかし、ものすごい勢いで追い上げて来る影が一つ。
爆豪くんだ。
爆「俺には関係ねぇ！！
テメェ、宣戦布告する相手を間違えてんじゃねぇ！」
プ「ここで先頭入れ替わったァ！！」
そして二人は足の引っ張り合いを始める。今がチャンスだと思った瞬間目の前が爆破され妨害された
爆「テメェもだ！風女ァ！！俺の前を走るなァ！！」
剣「うっ…！」
プ「おおっとぉ！先頭が引っ張り合いを始めた！！」
爆破と氷を避けつつ私も風で妨害をする。
そんなことをしていると、突如後ろから轟音が
剣「み、緑谷くん…！！！？」
振り返ると緑谷くんが爆風に乗って目にも留まらぬ速さで私たちを追い抜いた。
まずい！！
さっきまで引っ張りあっていた二人はそれを追いかける。
私も慌てて追いかけるが、緑谷くんはもう一度板を地面に叩きつける。
剣「っ…！！」
一瞬身体が地面から離れ肝が冷える。他の2人は体格的に丈夫だからか何とか耐えているが私はそうはいかない。
爆風に吹き飛ばされそうになりながらも必死に後を追うが間に合わないっ
どんどん歓声が大きくなる。
追いつけっ…！
息をすることもままならない、光に体が包まれ歓声が全身に染みる
プ「雄英体育祭1年ステージ！序盤からこの結末を誰
が予想出来た？！
今、一番にスタジアムに入ってきたこの男！！
ーーー緑谷出久の存在を！！！」
剣「はぁ…！はぁ…ご、ゴホッ、がっ、はぁ…！はぁ…！」
私は悔しくも3位だった。
完全に油断していた。私の落ち度だ。
男女の差がこんなところにあるとは、ペースが速い…
あんなにでかい口叩いておいて、、
呼吸が安定すると緑谷くんを探す。
自分の手を見つめて突っ立っていた。
剣「緑谷くん」
緑「は、ハヒィっ！！」
剣「1位、おめでとうございます」
緑「あ、ありがとう！！」
とても驚かれたが素直に褒めると嬉しそうに笑ってくれた。
つられて自分の口角も上がった。
何だかこういうのいいな…。
ライバルって言うのか？青春って言うのか、、
轟「…」
一人、こちらを見つめる人がいたことには気がつかなかった
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酸辣湯麺(プロフ) - 桜空さん» すみません！ありがとうございます！すぐ直しておきます。 (2020年4月8日 1時) (
レス) id: 766e03f12d (このIDを非表示/違反報告)
桜空(プロフ) - 12話の緑谷くんのセリフで麗日さんが麗さんになってます！ (2020年4月7日 23時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
酸辣湯麺(プロフ) - 夏終朝凪さん» コメントありがとうございます。すみません！即刻直します！これからも誤字脱字などがあると思いますが、是非ご指摘下さい！ (2020年4月7日 17時) (レス) id: 766e03f12d (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - コメント失礼しますm(_ _)mとても面白いのですが、雷電気君ではなく、上鳴電気君だと思いますよ！ (2020年4月7日 13時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：酸辣湯麺 | 作成日時：2020年4月4日 16時
