英雄11話 ページ13
剣城side
昨日の予想外な一日を思い出すと、段々日本は独自の自由な教育方針なのだと勝手に考える。
けど全く違ったらしい、今やっている英語の授業はまさに普通だ。私にとって英語の授業ほど退屈なものはない。
これでも一応帰国子女だ。
私の心を読んだのかさっきまで怒鳴り散らしていた先生は私を指差して
プ「そういや剣城は帰国子女だよな。ここ、答えてみろ」
剣「…」
何故だ日本人。
ーーーーーーー
麗「いやぁ〜Aちゃんがハーフだなんて知らんかったよ!」
でもこの時間だけは別でヒーロー基礎学よりも好きだったりする。
そう、お昼休みだ。
緑谷くん一行と一緒に大食堂に向かうと一気にお腹の音がなる。あまりにおぞましい音だったのかほのぼのとしていた3人の顔が曇る。
麗「なんか…Aちゃんが食べてるの見ると幸せな気分になるなぁ〜」
緑「そうだねぇ〜麗さん」
人3人分の料理が私の前に並んだ時は驚愕の表情を浮かべていた2人は私が完食するとどこか遠くを見て幸福そうな顔をしていた。
飯「一体…どこにあの量が入るんだ…」
飯田くんだけは眼鏡を曇らせて神妙な顔をしているが
ラ「白米に落ちつくよね!最終的に!」
剣「あなたシェフですか!やはり日本の料理は美味しい!いつまでも食べてられる…」
ラ「絶賛してくれて嬉しいよ、ありがとう。君には生姜焼き定食割引券をあげよう!」
麗「まだ食べるん…!?」
午後は確かヒーロー基礎学、今のうちにたくさん補給して備えなくては。
次は10分特製カレー完食チャレンジとやらをやってみよう。お腹が満足すると、緑谷くんたちからの視線を置いて席を立った。
ーーーーーーーーーーーーー
オ「私が……普通にドアから来た!!!!」
ヒーロー基礎学はオールマイトが担当するようで教室内から歓声が上がった。
オ「早速だが!!コレを着て外に出ろ!!!」
コスチュームは日本に来るための準備が大変であまりよく考えてなかった。自分で設定してないとなると結構不安だな…
麗「Aちゃん!一緒に更衣室行こー!」
蛙「私もいいかしら?お茶子ちゃん、Aちゃん」
これは驚いた。蛙だ、、蛙なのにこうも可愛いとは、
蛙「私は蛙吹梅雨よ、梅雨ちゃんと読んで」
芦「私たちも一緒でいーい?!」
梅雨ちゃんと軽い挨拶を交わすと、体が全身ピンクの少女と服が宙に浮いてる少女が来てさらに賑やかになった状態で更衣室に向かった。
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酸辣湯麺(プロフ) - 桜空さん» すみません!ありがとうございます!すぐ直しておきます。 (2020年4月8日 1時) (レス) id: 766e03f12d (このIDを非表示/違反報告)
桜空(プロフ) - 12話の緑谷くんのセリフで麗日さんが麗さんになってます! (2020年4月7日 23時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
酸辣湯麺(プロフ) - 夏終朝凪さん» コメントありがとうございます。すみません!即刻直します!これからも誤字脱字などがあると思いますが、是非ご指摘下さい! (2020年4月7日 17時) (レス) id: 766e03f12d (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - コメント失礼しますm(_ _)mとても面白いのですが、雷電気君ではなく、上鳴電気君だと思いますよ! (2020年4月7日 13時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:酸辣湯麺 | 作成日時:2020年4月4日 16時