インカラマッ ページ11
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アシㇼパ「この人はフチの弟で6人いる兄弟の一番末だ。」
『今日はこのチセに泊まらせてくれるそうです。』
フチの末弟「
杉元「おじいさんは何て?」
『思いがけない人たちが最近来ると言っています。』
アシㇼパはフチの末弟の話しを訳す
アシㇼパ「このあいだも不思議な女がこの村に現れ居ついてる。」
アシㇼパ「過去や未来が見えるというその女のせいで村のみんながおかしくなってる。」
アシㇼパ「ちょうど来た。」
アシㇼパ「インカㇻマッという名の女だ。」
フチの末弟の向いている方を見ると
美しい女性がこちらへ歩いて来ていた
インカㇻマッ「ステキなニㇱパたちがいらっしゃいますね。」
すると白石さんがまた...
白石「シライシヨシタケです!!」
白石「独身で彼女はいません!!」
すごいあいさつをした
このあいさつをする白石さんを3回は見た
白石さんのあいさつはある意味凄いけれど
インカㇻマッさんに綺麗に無視された
インカㇻマッ「アラ...」
インカㇻマッ「頭から血が出てますよ?」
白石「釘のついた油樽を被せられたんです!!」
白石さん...
インカㇻマッ「わたし、傷のある男性にとても弱いんです。」
インカㇻマッ「そちらの兵隊さんもとても男前ですね。」
インカㇻマッさんは杉元さんをチラリと見た
杉元「そりゃどうも...」
杉元さんは少し頬を赤らめている
アシㇼパ「
インカㇻマッ「んまあ!!」
インカㇻマッ「臭くないんですか?」
照れる杉元さんを見たアシㇼパは
インカㇻマッさんに杉元さんがオソマを食べると言った
インカㇻマッさんは苦笑い...
杉元「アシㇼパさん!?」
杉元「いまスギモトとオハウとオソマ並べたよね!?」
杉元「また俺がウンコ食うって言ったでしょ!!」
アシㇼパ「いってない。」
アシㇼパはそっぽ向いてしまった
杉元「アシㇼパさん!?」
『すみません杉元さん...』
杉元「いや、良いんだけど...」
アシㇼパ...
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年3月23日 7時
