第392話 ページ14
そして週明け、早朝。
「バクゴーどったのアレ。また喧嘩？」
芦戸、そして耳郎も隣の席の爆豪の姿を見てビックリしていた。あまりに彼の姿がボッロボロであったからである
上鳴「女子は見てねえのか。轟も見てみ」
そう言われ、教室の後ろに目を向けると
「ひょ────イケメン台無し！！どうしたのさ！！」
轟も、爆豪同様 ボッロボロの姿で一限目の準備に取り掛かっていた
「仮免講習がスパルタだったみてえだよ」
「体育会系だねえー！！」
爆豪「コッソコソうるっせんだよ！！」
八百万「轟さん、仮免講習は何をされましたの？」
上鳴「可愛い子とかいた？」
耳郎「関係ない話すんなっ」
ドスッ。
耳郎のイヤホンジャックが上鳴の耳に制裁を与えた
轟「･････････そういや、上鳴みてえな奴いたな」
上鳴「うぇ？俺･･･！？仮免講習に？！」
轟「ああ。手当り次第、女子に声かけてた」
上鳴「と、轟も･･･俺にそんなイメージ持ってんのね･･･」
耳郎「ていうか、そんな事して･･･スパルタの仮免講習で怒られなかったのかな、その人」
轟「･･･ああ、講習受けに来たわけじゃねえらしい。ただの見学･･････どっかの高校のサポート科だとか言ってたな」
上鳴「ヤケに詳しいな！轟がそんな初対面の奴と仲良くなるなんて、お前もホント変わったよなー」
轟「なんか、いつの間にか話しかけられてて、勝手に隣で喋ってた」
仲良くなったワケでもなんでもなく
向こうが勝手に情報詰め込んできたが正しいらしい
「けど、なんで轟にそんな関わってきたのかなー？イケメンだから？」
「男相手なのにイケメン云々は関係ないんじゃね」
(･････そういや、なんか言ってた気がするな。俺に声をかけてきた理由みてーなの
･･････覚えてねえけど)
▽
【先日の仮免講習 終了後】
「でさでさ轟くん！俺最近、空を自在に飛べちゃうサポートアイテムとかも考えてんの。やばくね？」
「････はあ」
(誰だコイツ。疲れた、帰りてえ)
轟が空返事をする横には、銀髪の背の高い美男子
「ちょっと」
その美男子に、彼の同級生らしき女子が声をかける
「何でさっきから轟くんに自分アピールしてんの？惚れた？」
「ちげーよバーカ」
·
「轟くんに俺の情報入れとけば、もしかしたらAの耳にも入るかもしんねーだろ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2151人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
綾林檎 - 森Shizuku?さん» いつもありがとうございます！続編でもよろしくお願い致します (2022年1月9日 1時) (
レス) id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
森Shizuku?(プロフ) - ﾋﾞｬｧｧｧｧｧｧ更新来た〜！続編楽しみにしてます！ (2022年1月8日 8時) (レス) @page50 id: b1c9e51a0c (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 眠りさん» 素敵な質問ありがとうございました！ (2021年12月31日 20時) (レス) @page49 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
眠り(プロフ) - わわ大変でしたね…お疲れ様です！😭質問受け付けてらっしゃるようなので私も失礼します🙇🏻♀️A組やB組、先生方は水無月ちゃんの事をどんな風に思ってるとかありますか…？😳 (2021年12月29日 22時) (レス) @page49 id: 3b2a90c584 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - ささん» 嬉しいです！たくさん読んで頂いたと思うので、ゆっくり休んで下さいね (2021年12月13日 1時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綾林檎 | 作成日時：2021年10月16日 11時
