第646話 ページ4
「やったー！面目躍如だ拳藤ー！！」
「･･･また弱気になんねェといいが」
仲間の勝利に喜ぶ鉄哲と、心配する轟。戦闘を見ていたミッドナイトは「八百万は良いリーダーになりそうだね」と嬉しそうに呟いた
「被害えげつないですね」
「ヒーロー科の訓練とは こういうもんだ」
心操の言葉に返した相澤
「しかし、ちょっと壊し過ぎたな」
「吹出！拳藤！わかっているとは思うが、被害は最小限に！」
相澤とブラドキングが互いに顔を見合わせる
「うむ･･･ステージの移動も兼ねて」
「少し休憩挟むか」
全体に声を届ける為、相澤は少し多めに息を吸った
「全員聞け。第3セットを始める前にこれから──･･･」
「先生！！」
「･･･何だ、どうした芦戸」
「あ･･･アレ！アレ、アレェ！！」
血相を変えて空を指さす芦戸。彼女の声に その場の全員が空を見上げる
「「「ギョッ？！！」」」
そして全員が目を丸くする
パラシュートを広げた何者かが空から落ちてきたのだ。
「お、親方ァ！空から女の子が！！」
その者は、太陽を背に降りてきた為 影になってシルエットしか確認できない。靡くスカートから女性だという事しか分からなかったが、暫くして それが誰なのか判断ができた
·
「「「み、水無月ィィ！！！？」」」
眉一つ動かさずに空から降ってくる制服姿の水無月
「ちょスカート！！」
耳郎響香が顔を赤くして、声を張り上げ注意するも時すでに遅し。その頃には峰田が涎を垂れ流して走り出していた
「ウッヒョー！水無月の生足を下から拝める日がくるとはァッ！！普段は見えないスカートの中まで しっかり丸見───」
パキイィィンッ！！
「峰田ァ！！」
「峰田が凍ったァ！」
「イレイザー、注意しなくていいのか？お前の生徒達だろ」
「まあ、今のは峰田が悪い」
水無月は轟が作った氷結の先端に足をつけ、そのまま滑り降りて地面に着地する
「A」
轟が真っ先に駆け寄ってきた。
「お前、何でここに。今日は公欠だったろ？手術は」
『昼前に終わった。間に合うかもしれないと思ってすぐ戻ってきたの』
「･･････は？」
相澤は首を捻った
「手術を終えて戻ってきたのか」
『はい』
「九州から？」
『はい。プライベートジェットで』
(((セレブぅ･･･)))
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七子(プロフ) - 初コメ失礼します、読み返しするほどこの小説大好きです！コメントのついでなんですが、16へシリーズになっていないのと691話と692話が非公開になっているかもしれません…ご確認お願いします🙇🏻♀️ (6月8日 1時) (
レス) id: 749c6d74de (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 愛さん» 嬉しいコメントをありがとうございます！とても励みになります。これからも、こちらの小説をよろしくお願いします。 (2023年3月25日 2時) (レス) @page48 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 林檎さんの書く小説はその世界に引き込まれるし、文章の並べ方とかも読みやすくて最高です！これからも頑張ってください‼︎ (2023年3月5日 23時) (レス) id: 1a3d2f7a81 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 猫さん» 待っていて下さり、こちらこそ本当に嬉しいです。これからも不定期更新ですが、よろしくお願い致します。 (2023年3月5日 21時) (レス) @page37 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 久しぶりの新しい話！！超！！うれしいです。これからも頑張ってください！ (2023年2月15日 17時) (レス) @page28 id: e05d791220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2022年12月6日 18時
