【すとぷり】なんで私？

No.19 ページ19

最後はころんくん……




すぐに起きてくれるかな？




一応プレートは見とこ……




ーヤギのお部屋ー




………とうとう自分のことディスりだした




がちゃっとな




おっ寝てる寝てる……




起こすか




『ころんくん…！おはようございます！』




こ「……」




『ころんくん！』




こ「…………」




『えっ…？ころんくん！！』




こ「……………」




『ころんくーーーん！！！…はぁっはぁっ』




どういうこと？なんでこんな大声で呼んでるのにピクリともしないの？




『ころんくんっ！！起きて！！』




こ「……んん〜…？うるさいなぁ……起きてる……」ｽｳｽｳ




『ころんくん！！』




こ「ん〜…嫌だ…！僕起きないもんね！」




駄々っ子か！
てかさっきと言ってること違うじゃん！




『お〜ね〜が〜い！！』




布団を頑張って剥がそうとする




……が…………




こ「嫌だったら嫌だ！」




と引っ張り返される




『起きたらお願い一個聞くから！起きてください！』




こ「……本当？」




『はい！』




こ「…じゃあ、敬語やめるのと〜呼び捨てと〜……」




よしっ！この流れは同じだっ！









……って…と？




こ「ギュッってしてくれたら起きる！」




『……えっ……？』




ギュッ？え？ころんく…ころんに？




『ギュッ？』




こ「そうギュッ…僕に甘えて？」




そう言って両手を広げる




こ「ほら…はやく」




『えっ……えっ？』




こ「もう〜しょうがないな………」




そう言うところんから私に抱きついてきた




こ「はいっ！ギュ〜…」




『あのっ//』




恥ずかしい……




こ「あともうちょっと……」




『……うん…///』




今思った




この家の人達……すごく声が色っぽい




免疫つけとけばよかった……




耳元で囁かれたら死んじゃう




こ「……はいじゃあ終わり…今更だけどおはよう」




『うんっおはよう！』




かなり手こずったけど無事に起こすことができてよかった




そう思いながらころんと並んでリビングに向かった

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