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店の店主のオムライスを食べ終わった後、雑談がしばらく続き佐藤もそれに参加していた。俗にいう恋話に。1度興味はあったが、人生であまり体験したことなかったので、参加してみた。



『ふーん、蘭ちゃんはその新一君のこと好きなんや〜?』




「ち、違います!!!あんなやつ知りません!というか連絡かけてもどこにいるわかんないんですよ?あのホームズオタク!」





「それを何年も待ち続けるんだよねー蘭は。私の王子様は新一だけよ!って?」





『ラブラブやん、ひゅーひゅー。というか、園子ちゃんも彼氏さんおるんやろ?』





「えっ、なんでわかったんですか!?」





『さっき待ち受け見えたから。多分彼氏さんかなって?男の人待ち受けにするなんて、推しか好きな人しか有り得んくない?』





二人とも顔を真っ赤にして違う違うと言い合っていたが、Aにはそれがとてもふんわりした雰囲気になっていることはわかっていた。
若いってええなーと年寄りくさいことを考えていたが、恋は悪くない。

恋愛感情は時に人の心を利用出来るから。もちろん、純粋な恋も必要だけど。

あたしはその純粋な恋などはしたことなかったし、しようとも思えなかった。

諜報での仕事で恋なんて必要ない。ハニートラップで男を知る時があったが、あんなものカウントに入らない。





『若いってええな〜』




「Aさんも若いじゃないですか」




「そうだ!Aさんには好きな人いないんですか!?」





そんなものはいない。と答えたかったが、一つ気になることがあった。

沖矢、もとい赤井はんの、あの

「君のことが気になる」とはあれはなんなんだろう。
現役女子高生、しかも恋バナの達人の2人ならこれをどう見極めるのだろう。






『二人に聞きたいねんけど、あたしが気になるって言うてくれてる人がおんねんけど、それって、脈あるん?』






「「ある!!!!!!!」」









飛びつくように蘭と園子は答えた。


しばらく獄門は恋バナの話で盛り上がり、コナンは疲労と羞恥で疲れていた。






……





『今日は楽しかったわ、また来てな。』




「はい!私たちも楽しかったです!」




「Aさん!またお話聞かせてくださいねー!」





さようならと3人は手を振り、店を去った。もう夕方で、こんなに話し込んだのは久しぶりだ。


さてと、夜の準備を始めなければ

終わり ログインすれば
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ネイジェ - 佐藤さんめっちゃタイプ〜天宮も良いけど、私はこっちの方が好きかな〜更新ガンバです! (2021年11月23日 11時) (レス) @page10 id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさうさ | 作成日時:2021年9月16日 20時

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