君は、ずるい。【Fischer's 】

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あれから モトキ君とは

何だか気まづくなってしまったような…

なってないような…









キスされた次の日の朝









────昨日は ごめん









って言ってくれたけど…









「おはよう。」









からの 会話がなかったり。









いつも通りにしなきゃとは思う。









平静を保たなくては とも思う。









でも────









頭の中は あの時のことでいっぱいで。









モトキ君









忘れられないです────









・









・









今日の帰りは やけに早かった。









マンションに着き

いつも通りにエレベーターのある方向へ

行こうとする。









────と、後ろから声をかけられた。









？「こんにちは。Aさんですよね？」









振り返ると

そこにいたのは 30代ぐらいの男の人。









A「そうですけど…誰…ですか……？」









？「私 Fischer'sのマネージャーを

務めさせている者です。

Aさんにお話があって来ました。」

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