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由「あれー？あなたたしか高嗣の…」
「由美さん…」
前方から歩いてきたのは
高嗣くんの元彼女、由美さんだった。
由「なんだっけ？名前」
「あ…A…です……」
由「そうそう！Aさん！
偶然ですね！一人？」
「そう、なんです…
一人で来てて…」
由「ふーん…
あ、先に行ってて？」
由美さんは隣りにいた男性にそう伝えた。
そしてその男性は
先に、奥にある個室へと入っていった。
「あの…今の方は？」
由「ん？あぁ〜友達かな？」
「そうなんですね…
じゃあ、私はこれで……」
由「ねぇ！Aさんも
よかったら一緒にどうですか？」
「いや、私は…」
由美さんとご飯とか行ったら
どうせ高嗣くんと付き合ってたときのことを
嫌味っぽく言われるだけだもん…
由「この前 私、
高嗣と一緒に食事行ったんです」
「…聞いてます」
由「そこで高嗣と私が
何かしたことも？」
「…全部、聞いてますから」
由「…ふ〜ん、
ずいぶん信頼されてるんですね？笑」
「あの…
なにが言いたいんですか？」
由「別になにも？
ほら！そんなカッカしないで、
一緒にご飯食べましょうよ！」
「いや、だから…」
由「この前、
助けましたよね？私…あなたのこと…」
この前……
たしかに助けてもらった…
コンビニで男の人に絡まれたとき
由美さんが助けにきてくれた……
由「そのお礼だと思って！
ね？お願いします！」
「……わかりました」
由「やった！私、ゆっくりAさんと
喋りたかったんですよ〜！
一般人の同世代の方と話せることなんて
そんなにないし(笑)」
…なんか色々と面倒なことになりそう。
けど、すぐに帰ればいいよね、
それに助けられたままじゃ
私も嫌だったし。
店員さんに事情を説明し、
私も荷物を持って
由美さん達が予約した個室へときた。
私が予約したところより広くて
店のずっと奥にあるから
これなら芸能人がきても
たしかにバレなさそうな所だもんね。
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momorin(プロフ) - 二階堂君の話大好きです。更新楽しみに待たせていただきます。。 (2022年6月26日 0時) (
レス) @page49 id: 0ca9b39560 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 続き楽しみにしています！このお話大好きです！ (2021年12月8日 12時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2021年4月7日 13時
