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「私、たち…
もう1ヶ月もしてないんだよ?」



二「…っ…」



「私…スタイルも良くないし
もうおばさんだけど…
でも…高嗣くんに尽くせるように
頑張るから…だから…!」







私の言葉が言い終わる前に

高嗣くんは思い切り私を抱きしめた。







「た、高嗣くん…?//」






高嗣くんの冷たい手が私の背中に触れる。






二「ごめん」



「え?」



二「Aにそこまで言わせてごめん」



「へ?…んん…っ」






高嗣くんは私に深いキスをして、

そのまま後ろのベッドに押し倒してきた。





「んん…たか、しくん…んっ」





そしてキスしながら

私の胸を高嗣くんの大きな手が包みこんだ。





「待…って……」





私の声に高嗣くんはハッとしたように

行為をやめた。





こんな、いきなりくると思わなかったから

まだドキドキしている。





高嗣くんは起き上がって

背中を私に向けた。






「た、高嗣くん?」





私も起き上がって

高嗣くんに話しかける。






二「Aはさ…
もう大丈夫なの?」





私に背中を向けたまま

ゆっくりと話しだした高嗣くん。






「なに、が…?」



二「俺にこういうことされるの
もう怖くないの?」





怖くない。



…なんて言ったら嘘になる。



高嗣くんってわかってても

やっぱりキスされたり触られると

今でも身体が反応して抵抗しそうになる。




けど…



そういうときは思い出すの。




高嗣くんの笑顔を…




そうすれば、


今わたしに触れてるのは

自分のことを心から愛してくれてる人だって

ちゃんと受け入れられるから…







「もう大丈夫だよ…
だって…高嗣くんのこと大好きだもん」






そう伝えると

高嗣くんは振り返って

こっちをやっと見てくれた。






二「俺だって…
Aに会うたび触れたかった…」



「え…?」



二「けど…1ヶ月前に初めてしたとき
俺はすごく幸せだったけど…
やっぱAには負担だったんじゃないかって、
極力あんな思いさせちゃだめだって思って
ずっと我慢してた。」



「そんな…」



二「俺こうみえて
好きなコの前だとけっこう余裕なくて
理性保てなくなるときあるから…
さっきだって、気づいたときには
Aのこと押し倒してたし…ごめん…」







頭を下げて謝る高嗣くんに

今度は私から抱きついた。








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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
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mer(プロフ) - きゅんきゅん♪続きが楽しみです!たかしくん、飲み過ぎてトイレにこもっていた?気持ち悪かったわけじゃないですよね?どうでもよい質問ですね 笑 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - あ〜素直になれて良かったね。早く続きが読みたいです! (2020年2月4日 10時) (レス) id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - yuuna様の作品が大好きで、いつも楽しみにしてます。今連載中の赤い糸も、今後の展開がどうなるのかワクワクしています。ファンの一人として応援しておりますので、連載がんばってください。 (2020年1月30日 0時) (レス) id: cae6d0de0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2020年1月29日 22時

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