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「ん……」




いつもはするときは

必ず言ってからしてくれたから、

こんなに強引にされたのは初めて。






けど……


前みたいに私の身体は

抵抗はしなかった。




それはきっと高嗣くんだから…






二「ご、ごめん!」



「う、ううん…//」






ハッと何かに気づいたように

私から離れた高嗣くん。





ちょっと黙って部屋の中に沈黙が続く。






二「Aが可愛すぎて
ついキスしちゃった…ごめん……」



「あ、謝らないでよ!
私こそごめんね…変なこと言って…」



二「いや…その、さ…
さっきの話なんだけど……
ほんとにいいの?しても…」





コクって頷く。




怖いけど…


覚悟はできた。







二「じゃあさ、
今日は早く寝室に行く?」



「う、うん……」



二「先に風呂入ってきていいよ?」



「う、うん……」






高嗣くんの言葉に急に緊張してきて

カチコチの私。





お風呂へと入り、

念入りに自分の身体を洗う。





これから大好きな人に

自分の身体を見られると思うと

恥ずかしすぎて変な気持ちになる。






お風呂から上がり

いつも貸してもらっている

高嗣くんのスウェットに袖を通した。







「お風呂…
ありがとうございました……」



二「俺も入ってくるわ…」







高嗣くんは私と目を合わせず

そそくさと行ってしまった。






高嗣くんを待ってる時間は長く感じる。




高嗣くんが戻ってきたら

もう絶対にあとには引けないわけで……





私の心臓の音は

自分にも感じるくらいドキドキしてて、

早くなってるのが分かる。






ガチャ





扉があいて

高嗣くんが戻ってくるのが分かった。







二「Aごめん、
俺ちょっとそこのコンビニ行ってくるわ!」




「…え!?」






私が振り向いたときには

高嗣くんはマスクをしていて

いつものようにキャップを被っていた。





なんで!?


お風呂に入ったばっかなのに!!







「た、高嗣くん?
何を買いに行くの??」



二「大事なもの…」






大事なもの…?



……ってなに?




そんなのコンビニに売ってる?






「明日じゃ…ダメなの…?」



二「今日必要なの!
あれがないとAを抱くこと…」



「へ…?」





抱く…こと………?





「……っ…!//」







高嗣くんが買いにいきたい

大事なものがなんだか分かって

一気に顔が熱くなった。









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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
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mer(プロフ) - きゅんきゅん♪続きが楽しみです!たかしくん、飲み過ぎてトイレにこもっていた?気持ち悪かったわけじゃないですよね?どうでもよい質問ですね 笑 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - あ〜素直になれて良かったね。早く続きが読みたいです! (2020年2月4日 10時) (レス) id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - yuuna様の作品が大好きで、いつも楽しみにしてます。今連載中の赤い糸も、今後の展開がどうなるのかワクワクしています。ファンの一人として応援しておりますので、連載がんばってください。 (2020年1月30日 0時) (レス) id: cae6d0de0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2020年1月29日 22時

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