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大通りへ出て
三人でタクシーに乗った。
北「ルート的に俺が一番先かな〜？」
二「Aの家、
俺とけっこう近いかも」
「そう、ですか…」
高嗣くんとみっくんは普通に話してるけど
私の心臓はドキドキいうばかり。
だって三人で後ろに乗ってるんだよ！？
密着度が高すぎるって！
なんで助手席もあるのに
三人で後ろに乗るわけ！？
真ん中に座ってる高嗣くんに
私の体が触れそう…
北「じゃあ、またな〜」
みっくんの家付近へと付いて
タクシーが発車する。
はぁ、よかった。
これでちょっとはゆとりができた。
二「そんなあからさまに
離れなくてもいいじゃん(笑)」
「いやっ、くっついてると…悪いし…」
彼女さんに……
って、あれ？
じゃあ高嗣くんに
彼女がいなかったらよかったの？？
男の人とくっつくのは嫌だけど、
高嗣くんなら嫌じゃない…かも……
二「なに、悪いって(笑)」
「だって…
付き合ってる人…いるでしょ？」
二「あー由美のこと？
これくらいで嫉妬しねーだろ(笑)」
「するでしょ、好きなら」
二「ただ隣に座ってるだけなのに？」
「私だったら嫌だもん」
二「…Aって恋したことあんの？」
「え！？」
二「だってさ、それだけ男嫌いなのに
付き合ったこととかあんのかなーって」
「それは…」
本当のこととか…
私の過去のことは
誰にも言うつもりはない。
「…内緒です」
二「ふーん、まぁ別にいいけど」
高嗣くんはそれ以上
私のことは聞いてこなかった。
二「じゃあまた連絡するわ」
「うん、ありがとう…」
高嗣くんと別れて家へと帰ってきた。
なんか…
今日一日で、
いっぱい男の人と喋れたな…
私もなにか変わることできるかな…？
.
数日後の仕事中
『乙女ちゃん見てよ！
この人すごく綺麗じゃない？？』
休み時間に廊下を歩いてると
数人の女子生徒から話しかけられる。
「なにー？雑誌？」
『そう！モデルの人なんだよ！
足とか細くて憧れなんだ〜！』
「へぇ…」
その子たちが持っていたファッション誌には
たしかに綺麗なモデルの人が載っていた。
……なんかこの人、
どっかで見たことある気がする。
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
