BAD LOVER ４

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数日後




絶賛ライブのリハーサル

真っ只中のキスマイ




そんな中で私と美優ちゃんは

ほぼ毎日のように

キスマイについてまわってる。




専属の日は週に2回だったのに、

ライブのリハがある日は

なるべく来るようにって頼まれちゃって…




毎日のように

キスマイのそばでダンスを見ている。






それがさ………



かっこいいんだよ〜〜！！！




こんな近くで

キスマイ７人のダンス見れるとか…




そりゃあ興奮もするでしょ！！！





美「皆さんかっこいいですよね〜！」



「そうだね」



美「私、アイドルとか
ぜんぜん興味なかったけど
なんかハマりそうだな〜！」





そうでしょう、そうでしょう！！


この沼にハマったら

もう抜け出せないからね美優ちゃん！！





「美優ちゃん、
皆さんにタオル渡してあげて？」



美「はーい！」




一応マッサージをしに来てるのに、

なんだか運動部のマネージャー気分。




汗をかいてキレキレに踊るキスマイと、

毎年バックについてるジュニアの子たち。




こんな眩しい方達の近くに

私が行ったら確実に倒れるから


身の回りのことは全部

美優ちゃんにやってもらってるけど…(笑)






それなのに…




二「A〜！
俺に水持ってきて！！」





高嗣ときたら…



メンバーやジュニアの子たちがいても

平気でこんなふうに話しかけてくる。






二「A！水っ！！」




うるっさいな！もう！！




二「お！さんきゅ〜！」



「ちょっと！！
もう少し慎重に話しかけてってこの前も…」



二「いいじゃん、別に？
美優ちゃん以外、俺らの関係
もうバレてんだし」



「だってジュニアの子たちもいるんだよ！？」



二「あぁ、トラビスの奴らには
この前話したから安心しろ！」



「はぁ！？？」



二「お、練習再開するから
…ほら、離れた離れた！」





なっ！！


なんって自由なの！？？




ジュニアの子たちと目が合うと

微笑ましくお辞儀をされた。



私も苦笑いでペコっと

お辞儀を返す。




絶対に今の

高嗣とのやり取り見られてたし！




恥ずかしいな！！//




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美「A店長！
私今日、先に帰らせてもらいますね！」



「あ、うん。いいよ！
今日は何かあるの？」



美「今日彼の誕生日なんです！
仕事って言ってあるから
会う約束してないんですけど、
内緒で行ってびっくりさせたくて！」






ウキウキで彼氏の話をする美優ちゃん






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