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「じゃ、私帰るから…」
2「は？まだ聞いてないんだけど」
「なにを…？」
2「連絡先」
「なんであなたに連絡先
教えなきゃなんないの？」
2「俺が呼び出したらすぐこいよ？」
…話聞いてんの？
「私、教えるつもりないから」
2「ふーん、いいよ別に。
どうせすぐに会えるし」
「え…？」
2「じゃあ、気をつけて帰ってね？
Aちゃん(笑)」
ニヤリと笑うニカを無視して
このマンションを出た。
どうせすぐに会える？
なんでよ、
もう二度と会うことなんてないでしょ。
ニカのマンションを出ると
私がいつも通う職場と
1キロほどしか離れていなかった。
こんなに近かったのか……
自分の家へと帰り
急いでお風呂へと入り、
お風呂の中で
さっきまでの出来事を思い出す。
『だからさ、
俺専用の女になってよ？』
『俺達、けっこう
身体の相性合うみたいだけど？』
『けっこうストレス溜まるんだよね〜
いつも笑顔でいるのってさ』
ニカの言葉ひとつひとつを思い出しては
溢れだす涙。
だって、ニカが……
私達ファンの前では
いつも笑って笑顔をのニカが……
まさかあんな本性だって
誰も思わないじゃん……
けど、7年間ずっと応援してきたのに
こんなことで嫌いになんてなれないのが本音。
キスだって……
されたとき、
思わず唇を噛んだけど…
内心ホントは嫌じゃなかった。
むしろドキドキしたし、
本当はね、連絡先だって聞きたかった。
身体だけの関係だって別にいい。
でも…
それでニカの近くにいて、
あの心無い笑顔をずっと見てたら
私はきっと、
二階堂高嗣のことをいつか嫌いになる。
だからあんな風にして
けなして、突き放った。
これでいいんだ。
これまで通り
ニカのことを素直な気持ちで
ファンとして応援できればそれでいい。
そう思ってたのに……
次の日
二「また会ったね(笑)」
なぜか私の店に来たニカ
それもキスマイメンバーを連れて。
千「なに？ニカの知り合い？
はじめまして！千賀です！」
「あ…い、いらっしゃいませ！
ご来店いただきありがとうございます！」
な、なんで千ちゃんまで…？
っていうか、
何で私の店知ってるの！？
キラキラの笑顔をする千ちゃんの後ろで
ニヤニヤしながら笑ってるニカ
…その表情なんかむかつく！！
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mer(プロフ) - 続きが気になります！更新待っています★ (2019年1月24日 8時) (
レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - ニカさん» いつもありがとうございます！ご期待に添える作品を書けるように頑張ります(^^) (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - sakurachibi4869さん» 待っていてくださってありがとうございます（ ; ; ）更新がんばります！ (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - にかけとさん» ありがとうございます！ご期待に添える作品かはわかりませんが、頑張って更新していきます（笑） (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ(プロフ) - 新作嬉しいです！楽しみにしていますね！ (2019年1月2日 16時) (レス) id: a5187c3540 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年1月2日 10時
