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「も…やだ……離してよ！！」
目一杯の力を出して
ニカを自分から離そうと押した。
「なんで…？
なんで普通にしてられるの？」
二「じゃあ逆に
何で今日はそんな抵抗すんの？」
「だって…私……
高嗣に嘘ついてたんだよ？」
二「嘘って？」
「だからっ、それは…
ニカの…ファンだって……」
自分の目から溢れだす涙
二「ニカ、ね……」
ニカはやっと私から離れてくれた。
二「いつから？」
「え……？」
二「いつから俺のファンだったの？」
「……デビューした年から」
二「そんな前からかよ…」
黙り込むニカに
やっぱりファンって嘘ついてたことは
悪いことだったんだって思い知らされる。
「ごめんね…
今日で最後にするから……」
二「なんで？」
「だって…これ以上一緒にいたら…
私、ニカのファンなのに…
絶対にニカを好きになるもん…っ…」
だから、
もうこの関係を続けてくのは辛い。
二「……俺知ってたよ」
「…え？」
二「Aが俺のファンだって
…俺知ってた。」
……嘘でしょ？
二「だってお前の携帯の待ち受け、
俺になってたし。」
「え！？//」
みみ、見たの！？？
二「酔って寝てたとき、
ニカ〜って寝言も言ってたし。」
な、なにそれ……
めちゃくちゃ恥ずかしいやつじゃん…//
二「まぁ、それは嘘だけど(笑)」
な、なんだと…！
二「……ごめん！！！」
「……へ？」
二「俺もAに大嘘ついてた。」
大嘘…って……？
二「Aは…
覚えてないかもしんないけど……
７年前に俺、Aに会ったことある。」
７年前……
二「この前と同じように
酔ったAに話しかけた。」
それって……
あの時のこと？
「……覚えてて…くれたの…？」
二「え？」
「ニカも…私のこと…
覚えててくれたの…？」
二「…覚えてんの？
あの時のこと……」
「私がニカのファンになったのは
その時出会ったから…」
二「まじ？
俺がアイドルだって知ってたの？」
「ううん…あの後、デビューした後に
テレビにニカが出てること知って……」
二「…そっか。」
「嬉しかった…ずっと探してたから…
あの太陽のような笑顔の男の子のこと……」
二「…どうして？」
「７年前のあの日から…
あのときから、たぶんずっと…
好きだったから…っ…」
やっと…言えた……
.
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mer(プロフ) - 続きが気になります！更新待っています★ (2019年1月24日 8時) (
レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - ニカさん» いつもありがとうございます！ご期待に添える作品を書けるように頑張ります(^^) (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - sakurachibi4869さん» 待っていてくださってありがとうございます（ ; ; ）更新がんばります！ (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - にかけとさん» ありがとうございます！ご期待に添える作品かはわかりませんが、頑張って更新していきます（笑） (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ(プロフ) - 新作嬉しいです！楽しみにしていますね！ (2019年1月2日 16時) (レス) id: a5187c3540 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年1月2日 10時
