君の笑顔９

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「うぅーん」




カーテンの差し込む光が眩しい



まだ早いけど目が覚めてしまった





隣を見るとニカちゃんの寝顔が…





口が半開きで

お腹に手を添えて寝てる…



可愛い…！！






ん？


てか私って昨日なにしてたっけ？



たしか、

ニカちゃんが作ったご飯食べて

お酒を飲んで……




………




………またやってしまったか。







自分のばかっ！！


なんで全然覚えてないのよ！





とりあえずニカちゃんを起こさないように

そっとベッドを出ようとする





「……うわ！」



2「おはよう、Aちゃん？」



「お、おはようございます…」





遅かった……




ニカちゃんに手を引かれ

ベッドの上で昨日の反省会






2「だいたいさ、
人が目を離した隙に
ふつう一気飲みしなくない？」



「はい、ごめんなさい…」



2「ぜったい反省してねーだろ！」



「しし、してます！ごめんなさい！！」



2「はぁ〜〜」






わかりやすい大きな溜め息。



いっつもこの溜め息つくんだから！！






2「昨日ガヤ来たの覚えてる？」



「えぇ！？ガヤさん来たの！？？」



2「酔ってるAみて
大爆笑して帰ってったよ(笑)」





な、なんと……！


ガヤさんタイミング悪すぎるよ〜！！





「……起きる」



2「は？」



「……起きます！」




ベッドから出ようとするも

またまた手を引かれて

布団の中に引きずり戻された





2「なに出ようとしてんの？」



「な、なんでって…」



2「まだ全然早いけど？」



「そ、そうだけど……」



2「俺のバニャニャついてるか
確認しなくていいの？笑」



「は、はぁ！？//」




な、なにそれ！//




2「玉とのキスシーンの上書きも
まだ終わってないし」



「え！？昨日したじゃん！//」



2「…バレたか(笑)」




ば、バレるでしょ！


酔う前のことだから

さすがの私でも覚えてるし！！//




2「でも2回したらしいじゃん？」



「うん…」



2「何倍にもして
上書きするって言ったじゃん？」



「……うん」



2「ってことは、
まだまだできるね？」



「え…？………ん」





ニカちゃんは私の上に乗り

押し付けるようにキスしてきた





「んん…！…苦しい！！」



2「ふはっ！
ごめんごめん(笑)」




そうやってまた

子供みたいに笑って……





ほんっとずるいんだから！//







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