好きなんだってば【東海オンエア】 (ページ41)

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※俺の方がページ41

『 …はっ、ん、ぁあ…っ！』

「 …く、っ」

『ん…ぁ、とし、く…ぅ…っ、』

何度目かも分からないくらいに重ねた身体。Aは俺が初めてな訳じゃないけど、2人目である俺の方があたしの事を想ってくれてる気がするって、そう言った。1人目は身勝手でAの事なんて何も考えなくて、普段はDVなんてしてきたもんだからもう付き合った事さえ忘れようとノーカンにしているらしい。好きになるのも、キスをするのも、身体を重ねる事も、全部初めてじゃないって分かってるから、それがたまに頭の中で邪魔になる事だってあるけど俺がお前の事好きだって伝わってるなら、お前ん中で俺が1番なら、もうなんだっていい。それくらい、お前が好きなんだよ。

「 …ど？」

『ん、っは、ぁ…っ、聞か、ん…でぇ、っ』ｷﾞｭｯ

Aの潤んだ瞳を見つめると俺の腕をぎゅっと握って“としくん、好き…”なんて、か細い声が聞こえてくる。

そんなんされたら、いじめたくなるやんね。

『 …ぅ…あ、っ！！
とし、く…んん…、も、ぉだめ…、
〜〜っ！！』

「ちゃんと、言って…っ、」

『 …ゃあっ…！』

ナカがきゅうきゅうに締まって顔の余裕が一気に消えたその瞬間、俺んのを引き抜いた。