21話 妹 ページ23
「そーちゃん、待てよ。話聞けって。」
「何度言われても、出演の話を受ける気は無いよ。」
これ、私に止められるか不安なんだけど、、、
私は2人の方へ歩いて行った。
「ねぇ、いつまでやってんの！」
「あ、もっちゃん」
「あ、坂本さん、、、」
「そんな熱くなったってしょうがないでしょ。
一旦事務所入って2人で話合わな、、、八乙女社長、、、」
私たちの目の前にいたのは八乙女事務所、社長の八乙女宗助だった。
「IDOLiSH7の逢坂壮五と、四葉環だな。」
「少し付き合ってもらおう。
坂本も来い。」
「困ります、いきなり」
私は2人の前に立ち八乙女社長を睨んだ。
「お前がなんと言おうと付き合ってもらう、時間はとらない。
来い。」
そう言って八乙女社長は私の二の腕を掴んで引っ張った。
「え、ちょっと離して」
「何してんだよ、もっちゃん嫌がってんだろ！」
「じゃあ黙ってついて来い。」
そう言って八乙女社長は私の腕から手を離した。
私たちはしぶしぶついて行くことにした。
私たちは喫茶店に連れてこられた。
「、、、、俺たち2人でデビュー？」
何を言い出すんだこのおじさ、、、八乙女社長は！
「デビューの日程は決まっているのか？」
壮五が断りを入れると間髪入れずにこんなこと言ってきやがった、私的には痛いところを突かれた。
「彼らの所属している事務所は八乙女事務所ほど大きな会社ではありません。
ですのでデビューの日程は決まっておりません。」
「だろうな。この2人をデビューさせるための底力も、コネも、知識もない。
うちなら華々しいデビューを飾ってやれるぞ。」
「お言葉ですが、知識ならあります。
あなたの事務所や九条さんのところで未熟ながら私も学ばさせていただきました。
デビューはします、私がさせます。」
「坂本さん、、、。」
「、、、やんねぇよ。あんたのとこでやるってことは、あいつらとはやれないってことだろ。
一緒にやってきたのは、あいつらだ。あんたんとこには行かない。」
「環くん、、、。」
「構わないが、今の事務所では妹に会えないぞ。」
「、、、妹？環くんの、、、？」
「調べさせてもらったよ。
母親が病死後、父親が失踪、、、。
妹と一緒に施設に入所。
二年後、妹だけが、中小企業の社長の家に引き取られる。その後、養父母の会社が倒産。
夜逃げ同然に逃げた家族と一緒に、妹は消えた。」
聞いてない、こんな話、、、。
「なんで知って、、。」
環の反応、、、ほんとなんだ。
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あーちゃん(プロフ) - 1.9さん» 嬉しいです！！ありがとうございます！もっと面白くしようと思うのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年3月21日 23時) (
レス) id: cd9d964fba (このIDを非表示/違反報告)
1.9 - とっても面白いです!これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年3月21日 17時) (レス) id: 47aa25969b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - かなとさん» ごめんなさい、忘れてました！！教えてくれてありがとうございます (2019年3月20日 4時) (レス) id: cd9d964fba (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月19日 18時) (レス) id: 434b3bbd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2019年3月19日 14時
