あの日、ドＳな君に出会った…2【オリジナル】

54話　俺との関わり 〜修side〜 ページ8

＜修side＞


藤咲より先に教室に戻ったんだけど、、なんか空気違くね？




ああ、、これは、、いつもの奴だ、、。






自分で言うのもあれだが、俺は小さい頃からよくモテた。




だから、俺が好きだった奴はもちろん、俺がよく遊んでた奴など、俺と深い関わりがあった奴は俺のファンみたいな奴からいじめられてた。





修「あ…。」




おもわず小さな声が零れる。




目線の先にあったのは、落書きでいっぱいのﾎﾞﾛﾎﾞﾛな教科書とノートだった。




藤咲の表情が固い。




若干、ハブられてるなー。とか思ってたけど、ここまで酷いのは初めてだ。





こーゆーときこそ、普通に話してみよう…!!!




修「おーい、どした？そんな怖い顔しちゃって〜。先に行ったこと怒ってんのか？」




A「いや、怒ってなんかないよ。そんなに変な顔してる〜？笑



ちょっとお手洗い行ってくるね。」





そう言うと逃げるように去ってしまった。



逆効果だったかなぁ…。




修「はぁ…。」


小さな小さなため息が漏れた。

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