【鬼滅の刃】空の呼吸の使い手、原作壊します (ページ3)

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霙ページ3

「まずは隊服を支給させていただきます。

体の寸法を測り其の後は階級を刻ませていただきます。」

「階級は十五段階ございます。

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

今現在皆様は一番下の癸でございます。」

「刀は本日中に玉鋼を選んでいただき刀が出来上がるまで十日から十五日となります。

更に今からは鎹鴉を付けさせていただきます。」

【パンパン】

カーッカーッ

「ん？

私の子鷹じゃない？

ま、宜しく！

君の名前は疾風だ！」

「宜しくな。」

「・・・宜しく。」

「宜しくね。」

「鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます。」

「では彼方から刀を造る鋼を選んでくださいませ。

鬼を滅殺し、己の身を守る刀の鋼は御自身で選ぶのです。」

「俺は此れにする。」

「・・・此れだ。」

「私は・・・

此れ。」

うーーん、どれも同じように見える・・・

と思った瞬間一つの玉鋼が光り輝いて見えた。

直感的に、此れだと思った。

「此れにします。」

そして寸法を計ったあと私達は其々帰路に着いた。

私も師範の所に帰ろうっと。

師範、喜んでくれるかな・・・

幾日か歩けば師範の家が見えて来た。

其の家の前には人影も見える。

其の人影は

「師範ーーーーーー！！！！！！！」

私の育ての親であり師範の天春晴十郎だ。

話によると元・晴柱らしい。

「A！！！！！！！」

おぉ、凄いスピード。

【ガシッ】

「し、師h「よく生きて帰ってきた」・・・ただいま。」

大きくて、あったかい。

「詩織！Aが帰ってきたぞ！」

「何ですって！？」

【トテトテ】

「・・・母様、ただいま。」

「Aちゃんお帰りなさい！！！！！！！

無事で良かったわ！！！！！！！

ちょっと晴十郎さん、退いて！」

【ドンッ】

「ぐえっ！」

【ギュッ】

「無事に帰ってきてくれて本当に良かったわ・・・」

「師範の弟子なんだから当たり前だよ！」

「ワーハッハッハッ！

当たり前だろう！」

「さっきまで泣いてよく生きて帰ってきたって言ってたの誰ですか！？」

「今日はAちゃんの好きな物を沢山作りましょうね！」

「本当！？

ヤッターー！！！！！！！

母様大好き！」

「ふふ、ありがとう。」ﾁﾗｯ

私は母様の此れでもかと言うくらいのドヤ顔を見逃さなかった←

「ぐぬぅ・・・」

・・・時々元・晴柱の師範より母様の方が強いのでは、と感じてしまうのは私だけなのだろうか。