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どうして悲しげだったのか
気になったけど、彼自身がすぐ
前を向いてしまい、
聞く機会を失ってしまった。
胸の取っ掛かりが消えないまま、
花火は終わった。
来た道を2人で折り返していく時、
さっきまで繋いでいた手を手解いて
�畧古稔� と �畧萓賢� に戻る。
「……そういえば、
向井先生は答え出たの？」
「えっ？…あー、そうやなぁ〜。
……目黒くんと同じ内容かな」
「………そっか」
なんでそんなに
悲しそうな顔をするの？
…もう、さっきまでの話は
終わったんじゃないの？
話してることは幸せであるはずなのに、
康二くんの表情はその真逆。
花火を見ていた時と同じように、
悲しげで、儚い顔をしていた。
何か抱えているのは目に見えて分かる。
けどあえて口に出さないのは、
きっと言いたくないから。
表情で、瞳で、
「聞くな」と訴えている。
恋人になる前からそうだった。
人に頼ることを、まるで知らないかのように
1人で物事を抱え込む。
その癖はいつまで経っても直ってない。
………いい加減気付けよ。
康二くんには、俺がいるじゃん。
なんでも聞いてあげる。
なんでもしてあげる。
こんなにあなたを愛しているのに
分かってくれないのはなんで？
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紅の三角#苺日和。(プロフ) - はっ、、俺だけに… (2020年7月28日 2時) (
レス) id: fb6a007eb7 (このIDを非表示/違反報告)
パパら - 毎日スマホを手に取ったら第一にこの作品の更新を見に来ます。大好きです！ (2020年7月23日 0時) (レス) id: e814843bd2 (このIDを非表示/違反報告)
叶 実 ．．(プロフ) - m.さん» わぁー、ありがとうございます！！とても励みになります！本当は点数とか気にしないで書けるのが一番なんですよね……(苦笑)。これからもぜひ2人の行く末を見届けて頂ければと思います。 (2020年7月22日 17時) (レス) id: dd409bed86 (このIDを非表示/違反報告)
m.(プロフ) - 私は大好きです。更新楽しみにしています。点数下げてるのは少数派ではないでしょうか？叶実さんの書きたい作品を読みたいです(^^) (2020年7月22日 16時) (レス) id: 16e28f2251 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叶 実 ．． | 作成日時：2020年7月22日 14時
