アルカちゃん ページ31
．
アルカちゃんを抱っこする。
赤ちゃんだからか
軽いよ。こんな軽いもの持ったのいつぶりだろう………前世ぶりかな。
んぎゃあ、んぎゃあ、と泣くアルカちゃんをよしよし、とする。あぁ、マジで弟か妹欲しいなぁ。
キャッキャッ
ニッコリ笑ったアルカちゃんに頬がゆるゆるだ。抱っこしているから隠せないよ顔が。
「まぁ！！アルカもAちゃんのこと気に入ったのね！？それは良かったわ！！」
おいで！アルカ！！と手を広げたお義母さんのところへ行く………と思ったアルカちゃんは、や！と一言言って私にしがみついてきた。
可 愛 い か よ ！
でもね、お義母さんに恨まれそうな気がする。そんなことを思っていた私の期待は良い意味で裏切られた。
「あぁらぁ！！そんなにAちゃんが好きなの！？じゃあAちゃんに面倒見てもらった方ごいいわね！それにしても二人並んでると可愛いわぁ！」
え、ありがとうございます。アルカちゃんの育て親が私ってことね！あと今日含めて３日しかないけれど！
「あ、これミルクよ！あげてあげて！」
「はい！」
横の執事から哺乳瓶を貰う。あ、紫だ。まぁこんなもんだよね！うん！
口元に近づけると一生懸命ミルクを吸うアルカちゃん。しばらくほわわんとした雰囲気が流れた。
「よしよし」
「あのさぁ」
「？」
？じゃないよ。と突っ込まれた。
アルカちゃんは何故かどうしても私から離れたがらなかった為、イルミさんの部屋へ連れてきたのだ。
「いい加減降ろしたら？何もできないじゃん」
そういえばさっきから愛しさのあまり抱っこしたままだ。
寝てしまってるようだし、そっとベッドに降ろすとベッドが柔らかいので沈んでいったアルカちゃん。
一瞬驚いたが、そういやこのベッドそうだったな、と放置した。
なんか若干睨んでくるイルミ。え？私なにかした？
「(……………あ。)」
「もしかして抱っこしたかったんですか？」
「うるさい黙れ。」
滅茶苦茶ニヤけそうになるが我慢した。そっかそっか。抱っこしたかったんだ。
いずれは隔離するとはいえ弟だもんね。分かる分かる。
「その顔やめないと今すぐ刺すよ。」
顔を瞬時に真顔にする。いったいどんな顔してたんだ。私。
ベッドに入るとイルミも続いて入ってきた。
「おやすみなさい。」
「……おやすみ」
イルミはツンデレすぎる。可愛い。
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操菜 荘椏(プロフ) - cauliflower131さん» ありがとうございます！まったり更新ですけど、これからもよろしくお願いします！ (2019年2月1日 17時) (
レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
cauliflower131(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月1日 3時) (レス) id: 0bc51870a5 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - ありがとうございます！！そう言って頂けるなんて最高です！まったり更新ですがどうぞお付き合いください！ (2019年1月19日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - はじめまして、最近読みはじめました！すっっっっごく面白いです(*≧∀≦*)更新頑張って下さい！ (2019年1月19日 22時) (レス) id: 94341bbdb9 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - ドラゴンちゃんさん» わー！！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年1月7日 12時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：操菜 荘椏 | 作成日時：2018年11月15日 18時
