お義母さんの事実 ページ24
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「あー、痛い」
ミルキの部屋で昼寝を終えて、まだ夕飯まで時間があるので散歩しようと執事さんを頼りに庭へと向かう。
「あら！！Aちゃん！！」
甲高い声が聞こえて、声の方を向くと予想通りお義母さん。つまりはキキョウさんがいた。
スコープのキュインキュインという音と、派手なドレスの両端をつまんで有り得ない速さでこっちへ来る。お義母さんストップ！お腹に赤ちゃんいるよね！？
「あらやだ！最近話せなかったものだからつい、ね！！それにしても心配してくれるなんて優しいのね！！あぁそう！！朝
貴方達、という最後のかけ声と手を叩く音で執事とメイドさんが合計５人くらい出てきて、どこから出したのか本当に謎のソファに座らせて治療を始めた。
正直わりと痛い。ここの人達容赦ない。消毒液めっちゃぶっかけてくる。染みる。
一生懸命顔に出さないようにしてるけどぷるぷる震えてる。なのにここの人達は真顔で治療を続ける。真顔の表情をじっと見てたらなんだか落ち着いてきた。
絆創膏を身体中に貼られた私はさながらどこかのわんぱく少年のようだ。いや、流石にどこかのわんぱく少年も身体中には貼らないか。
「ありがとうございます。」
「いいえ」
お礼を告げても表情筋を動かさない執事さん達。
「それじゃあお着替えしましょう！？女の子って我が家にはいないから貴方に会えてとっても嬉しいの！！可愛い服とかたくさんあるからね！」
はい、と言う間もなくビューと進んでくお義母さんについていく。だからお腹に赤ちゃんいるでしょってば！！
「ここよ！」
お義母さんが部屋の扉を開けると部屋の中は一面服。ドレスだったりワンピースだったり色んな服が並んでいる。あ、あれチャイナ服じゃん。
「あらこれ似合うんじゃない！？あ、でもこっちもいいわね！！！Aちゃん好きな色何！？」
「黒、です！」
「そうなの！！大人っぽいAちゃんによく似合ってるわね！！じゃあこれなんてどう！？」
差し出されたふりっふりのゴシックロリータ。私はどうすればいい？
「奥様。落ち着いてください。出産予定日は明日ですので。」
「え？」
「そうね！つい！！」と笑っているお義母さん。ちょいま。
明日？明日産まれるの？キルアの次だから…アルカちゃんが？
ちょっと待ってそれ私知らない。
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操菜 荘椏(プロフ) - cauliflower131さん» ありがとうございます！まったり更新ですけど、これからもよろしくお願いします！ (2019年2月1日 17時) (
レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
cauliflower131(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月1日 3時) (レス) id: 0bc51870a5 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - ありがとうございます！！そう言って頂けるなんて最高です！まったり更新ですがどうぞお付き合いください！ (2019年1月19日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - はじめまして、最近読みはじめました！すっっっっごく面白いです(*≧∀≦*)更新頑張って下さい！ (2019年1月19日 22時) (レス) id: 94341bbdb9 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - ドラゴンちゃんさん» わー！！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年1月7日 12時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：操菜 荘椏 | 作成日時：2018年11月15日 18時
