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シャオロン side
A「...関係ないでしょ、関わらないでください」
シャオロン「...ほんま姉と真反対やな。ほんとに姫やったん?」
A「さぁ...?姫だったかどうかも分かりませんね。」
わかりやすく挑発され、自分でも愚かだが苛立つ。
こちらは助けてやろうと思って聞いたのに。
悪魔の残していった小さな魔法石を足で潰した。
あぁ、なんなんだこいつ。
エーミール「どうしました?」
シャオロン「エミさん、」
背後から声がすると彼女に最も近いであろう人物。
すごい物音がしましたけど、と言う彼に聞こえたのは、オスマンが魔法陣を展開した時の音だろう。
エーミール「...A?」
A「げ、」
エーミール「何やってたん?」
A「散歩。」
エーミール「そんなので物音がするわけないやろ。また取り引きしとったん?」
A「...まぁね」
エーミール「やめろとは言わんけど程々にな」
エミさんの言葉にオスマンと2人で驚いた。
悪魔との取り引きを止めない...?
シャオロン「死ぬかもしれないんやで、そいつ」
エーミール「かも、でしょう?」
優しいと言われる彼が隙を突き、普段見ない彼に黙るしかなかった。
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作者名:くるす* | 作成日時:2018年2月28日 23時