【実況者】【wrwrd!】とある2人のなんとか事情 (ページ14)

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14個目ページ14

グルッペン side

それは突然だった。
良好と思っていたのは一方通行、ハルセ国のただの飾りになっていたようなものだ。

グルッペン「宣戦布告...」

オスマン「良好な関係なつもりやったんやけど...すまん、甘かったわ」

グルッペン「オスマンのせいじゃない。気にするな」

鬱先生「...それで、どうするん？」

シャオロン「せやで。集めるだけ集めといてさ」

グルッペン「応じるつもりだ。ただ...」

エーミール「...セシルさんが心配ですか？」

にっこりと笑い、誰もが思っていたことを平然と口にしたエーミールに驚き、視線がエーミールに集まる。

それでも笑みを崩さず、彼らしくない言葉を口にした。

エーミール「国だけ潰して姫だけ回収すればどうでしょう？Aはかなり戦力になりますけど。セシルさんに好意を抱いているんでしょう？」

メリットばかりですよ？、と嫌味らしく彼は言葉を発す。

それにムキになったのが、ゾムだった。

ゾム「お前...っ！！今そんな話してる場合ちゃうんやぞ！！！」

エーミール「何が違うんですか？戦争をハルセ国とする気は起きないんでしょう？その原因が姫じゃないんですか？」

図星をつかれ、ゾムは早々に黙って俯いてしまった。

...エーミール、お前誰だ。