資料室と蝶々 ページ46
『この書類ってこんな感じでいいんすかー?』
tn「んー?ええよええよーあ、こっちの書類シャオロンのなんやけどちょっと誤字あったから直しといてくれんか?」
『りょーかいっすー』
どうも〜サリアでーす。ただいま書記長室にてトンさんの手伝いをしてるんすよ。
tn「んあ、この資料達、資料室戻さなあかんやん。でもなぁ、、、」
資料達とは他国との外交、貿易などの資料から国民からの要望などまで様々。結構な量があるのが見て取れる感じっすね。
『トンさんこれからまた会議っすか?戻しときましょか?』
tn「すまんなぁ、、頼むわぁ」
『全然いいっすよ〜、資料はこれで全部っすか?』
tn「おん、ありがとうな」
ーーー書類室ーーー
コンコンコン
『エミさん居ます?』
、、、
『あれ?』
何時もだったら資料室を管理している(というか入り浸っている)エミさんから直ぐに返事が帰ってくるはずが今日は無し、、、エミさんになにか?!
ガチャ
『失礼しまーす(小声)、あ』
資料室に入ってすぐに目に入るのは2羽の蝶々。見とれる程に綺麗な緋色と藍色の蝶々は誘うように資料室の奥へと飛んでいく。
『資料室の奥って何時もエミさんがいる部屋ぐらいしか、、、お』
そこには珍しく机に伏して居眠りをしているエミさんが。窓から良い日が差していて昼寝をするには持ってこいなロケーション。
『珍しいから放っておきたいけど資料室結構広いからよくわかんないんすよねぇ、、、』
まあ、時間はたっぷりあるしエミさん起きるまでゆっくりするか、自力で頑張るかっすね。まあ分かる資料だけ直しとくかぁー
〜数十分後〜
『つかれた、、、』
やっぱ広いから分かるやつでもつかれた、、、でも綺麗に並べられてて何となく場所がわかるからまだ楽な方なんすかねぇ、、、さて
『エミさんは、、?』
まだ寝てるっぽいっすねぇ。あ、そういえばさっきの2羽の蝶々はずっとあたしの周りに居ましたよ。ヒラヒラと。今はいないけど
エミさんの種族は蝶化身。だから周りに蝶々が居るのはしょっちゅうなんすけど今回のは寝てるから無意識っぽいんすよね。綺麗っすけど。
em「ん、、」
『あ、エミさん起きました?』
em「、、、?!リアさん、いつからそこに?!?!」
寝起きで目の前にあたしが座ってる状態だから結構なビビり方してるのおもろいな
『結構前からっすよ、資料片付けに。出来る所までやってわかんない所はえみさんに教えてもらお思って待っとったんすよ』
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guest(プロフ) - VhyaDp592qKCTr3さん» コメントありがとうございます!無理はしないように期待に応えられるような話を沢山書くことが出来ていたら嬉しいです! (2020年3月12日 20時) (レス) id: 66e1e93094 (このIDを非表示/違反報告)
VhyaDp592qKCTr3(プロフ) - とても面白いので続きが気になります!ただ無理だけはしないでください! (2020年3月12日 0時) (レス) id: d6c1805075 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - ごめんなさい。 小説で自分の名前に出来るようにしてください。自分の名前に設定しても、レーナになってしまっています (2019年8月15日 2時) (レス) id: fb4821fb61 (このIDを非表示/違反報告)
guest(プロフ) - かなとさん» 初めて書き始めていたのでそこまで気付くことができていなかったので教えて頂けてありがたいです。 (2019年3月30日 9時) (レス) id: 66e1e93094 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月30日 5時) (レス) id: 911bae9713 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:guest | 作成日時:2019年3月29日 23時