神の呼吸使いは、竈門兄妹の親友です！2

漆拾 ページ24

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善逸｢え？鬼殺隊に入って良かった事……？例えば？｣





A『……時々思っちゃうの。鬼殺隊があったから、鬼がいたから私達はこうして出会えて今がある。


善逸や伊之助。柱の人達やお館様。鬼殺隊に入ってまだ日は浅いけど、色んなことを学んだ。




鬼がいなかったら、私達は出会えてなかったかもしれない。もしかしたら、私達は産まれて来なかったかもしれない。


鬼が居たから、みんなの人生が変わった。私も変わった。強くなれた。


こんな事、鬼殺隊の私が思っちゃダメなんだけどね。ううん、鬼殺隊じゃなくてもそんなこと思っちゃダメ。


少しは鬼に感謝してる。大切な仲間に出会えたこと。でも、家族も殺した鬼は許さない……







ほんと、私の気持ち(？)って矛盾してるよね……』







善逸｢そんな事ないと思うよ。俺だって、少しはそう思う。

鬼が居なかったら、じいちゃんとも出会えなかったし。禰豆子ちゃんやAちゃん。


伊之助や炭治郎にも出会えなかった。俺も、Aちゃんと同じ気持ちだよ。だから、安心して!!｣






A『善逸……ありがとね(ﾆｺ』





善逸は優しいな。

みんな優しいけど、私の気持ちを否定しないで聞いてくれて返事してくれて……



出会えてほんとによかったな。









善逸｢あ、そう言えばさ。えっと……その……(ﾓｼﾞﾓｼﾞ｣



何をそんなにモジモジしてるんだろ？





A『どうしたの？遠慮しないで言ってみて？』




善逸｢那田蜘蛛山の任務の時に、Aちゃん言ったよね。


この任務が終わったら、あ、逢引してあげるって……｣






確かに、言ったね〜

大丈夫!!女に二言はないから!!




A『言ったよ〜でも、ちゃんと機能回復訓練に復帰してからね？






あ、禰豆子も一緒に出かけよっか!!夜だったら出られるし、お花とか見に行きたいな〜
禰豆子、お花好きだし!!


善逸、それでいい？』




善逸｢ほ、ホントにお出かけしてくれるの!?夢じゃない!?それに禰豆子ちゃんも一緒に!?


え、俺死ぬ?!死ぬの!?幸せすぎて死ぬ!??｣









善逸、大袈裟……

でも、それだけ嬉しいってことかな。


少し、嬉しい〜!!




A『当たり前でしょ？約束なんだから(ﾆｺ 禰豆子の事は炭治郎にも聞いとくね。


後、幸せすぎて死ぬことは多分ないと思うよ。』

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