神の呼吸使いは、竈門兄妹の親友です！

陸 ページ8

Aside

藤襲山に着くと色々な人がいた。
ざっと20人くらい。
その中に女の子は私と、サイドポニーテールをしている女の子だけ。

なんで藤の花があるのか疑問に思っていると、2人の子供がでてきた。

そして最終選別の事を説明した。
藤襲山には、鬼殺隊の剣士が捕らえた鬼が閉じ込められている。

山自体が鬼の嫌う藤の花で囲まれているため外へ害はない。

合格条件はこの山で7日間生き抜くこと。
鬼たちは山から出られないため、普段は人肉を食らうことがないので入隊希望者に全力で襲いかかる。

説明が終わり、皆が続々と山に入り始めた。
炭治郎が[俺たちも行こう]と言い山の中に入った。





入ると鬼が襲いかかってきた。

4体襲ってきたので2対ずつ分けて戦った。

『全集中 神の呼吸 弐の型 葉薔薇』

技を使うと、頸が斬れ鬼は消えていった。
私が倒したと同時に、炭治郎も鬼を斬っていた。






数十人の鬼を斬り終わった時、炭治郎が急に止まった。
A『炭治郎？ッ！？』

私も炭治郎が止まった理由がわかった。
凄く嫌な気配がしたからだ。
私も止まると、

炭治郎｢生臭い血の匂いがする！｣


その匂いと気配のする方に行き、木の影から辺りを覗いてみると1人の男性が叫んで逃げていた。

男｢うわーーー！なんで大型の異形の鬼が居るんだよ！？聞いてない、こんなの！｣


男性の視線の先を見るとそこには、手がたくさん生えた少し大きめの鬼がいた。
手鬼の手には死んでいる人を持っていた。
すると、逃げていた男性の足を持ち上げ食べようと口まで持って行った。

A『炭治郎。私たちはもう無力じゃないんだからあの人を助けなきゃ。』
そう言うと、炭治郎はこくりと頷いた。

炭治郎が先に行き、手鬼の腕を斬った。


手鬼｢また来たな、俺の可愛い狐たちが｣









手鬼は、[今は明治何年だ？］
私が[大正時代］と言うと、手鬼は年号が変わっていると怒り出した。

その時、鱗滝さんの名前を発した。
なんで鱗滝さんの名前を知ってるのか聞くと、ここに閉じ込めたのが鱗滝さんらしい。
それは、47年前の江戸時代。
それを聞いて、男性が江戸時代という言葉に驚いた。

そんなに長く生きている鬼はいないと。
2,3人しか食べてない鬼しか入れてないのにと…
手鬼は、ここに来てから50人は食べたと。
そして、11,12そしてお前ら2人で15だ。
最初は、何の話しか分からなかったけど炭治郎が聞くと手鬼が鱗滝さんの弟子を食べた数だと。

漆→←伍

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