四拾参 ページ47
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中に入ると、鬼の気配が強くなってきた。
歩いていると、伊之助が立ち止まった。
伊之助は自分の手を見ていた。
私は伊之助の手を見て、蜘蛛の巣がついてることが分かった。
当たりを見ると、あちらこちらに蜘蛛の巣がある。
伊之助が、"邪魔くせ”と言ってるが確かにその通りだ。
私も手を見ると、蜘蛛の巣が着いていた。
伊之助と同じく、私も手をブンブンと振って蜘蛛の巣を除けた。
なんで蜘蛛の巣?とか色々考えてると炭治郎が口を開いた。
炭治郎「伊之助。ありがとう。伊之助も一緒に来てくれると言ってくれて心強良かった。山の中から来た、よじれたような禍々しい匂いに俺は少し体がすくんだんだ。ありがとう。」
炭治郎が言いたいことは私も、共感した。
私もこの山に入る前、少し入るのを嫌がる自分がいた。
でも、私は鬼殺隊。人を助け、鬼を滅殺するのが鬼殺隊の役目。
なにが何でも行かなきゃならない。
そう思い私は、山に入ろうと思った。
私も、炭治郎と伊之助が行くと言わなかったら心細かった。
だから私は2人にお礼を言った。
A『炭治郎。伊之助。ありがとね(ニコ』
2人は何となく察してくれた。
伊之助はホワホワしてると、向こうから人の気配がした。
私達は、そっちの方向に向かおうとしたが私は善逸のことが気になった。
だから、炭治郎と伊之助には
A『炭治郎。伊之助。私、善逸のことがすごく心配。善逸のところに様子見に行ってもいいかな?大丈夫。ちゃんと任務はこなすから』
そう言うと、炭治郎は
炭治郎「分かった。気をつけてな。何かあったらすぐ知らせるんだぞ」
そう言い、私は山を少し下った。
善逸side
俺、嫌われてんのかな。
普通、置いてくか?
仲間を道端に。
説得しない?仲間なら。
2人で説得してくれたら行くからね。
それなのに、2人でスタコラサッサですか。
置き去りにされた俺の気持ちを。
うこぎ「チュンチュチュチュん。
善逸「はぁ…いいなお前は気楽で。何もわかんないよな。人間の言葉なんて」
そう言うと、手を噛まれた。
痛てぇ!!
善逸「お前、可愛くないぞ!!そういうとこ!もうほんとに可愛くない!!」
うこぎ「ちゅんちゅんちゅんちゅちゅ!!」
善逸「鬼の禰豆子ちゃんや、人間のAちゃんがあんなに可愛いのに雀のお前が凶暴じゃ…」
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胡桃桜風(プロフ) - いぇあさん» ごめんなさい!!オチは無一郎君で決まっちゃってます!!書くの忘れてました!!でも、番外編とかで夢主ちゃんとの絡み入れます!!本当にごめんなさい!!頑張って更新します^^*ありがとうございます(ニコ (2020年3月12日 18時) (レス) id: cc74f5a73a (このIDを非表示/違反報告)
いぇあ - オチのリクエストで、炭治郎がいいです!いきなりごめんなさい!更新待ってます! (2020年3月12日 18時) (レス) id: 578a6cecc2 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃桜風(プロフ) - 美冬さん» 確かにそうですね!!直しておきました。ご指摘ありがとうございます^^* (2020年3月9日 9時) (レス) id: cc74f5a73a (このIDを非表示/違反報告)
美冬 - あの、善逸と夢主の年齢の差が、4歳差ってなってるけど、13と、16だから、3歳差じゃないんですか? (2020年3月9日 9時) (レス) id: 065ff04e13 (このIDを非表示/違反報告)
空純葉 夢苺諳(プロフ) - 実胡斗さん» コメントありがとうございます!時透君ですね。考えてみます。 (2019年12月19日 7時) (レス) id: cc74f5a73a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:胡桃桜風 | 作成日時:2019年11月8日 18時