神の呼吸使いは、竈門兄妹の親友です！

廿参 ページ26

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禰豆子の方に行くと、朱紗丸はまだ鞠を投げていた。
愈史郎さんは避けていたけど姿を消して、朱紗丸に近づいてた。
あの感じだと朱紗丸は愈史郎のこと気がついてるでしょ…

私も気配を消して、愈史郎さんに集中しているあいだに後ろから攻撃しようと思って後ろに回った。

後ろから攻撃しようと思ったら、朱紗丸が愈史郎さんに鞠を投げた。
愈史郎さんが気づいた時には目の前に鞠があった。

愈史郎さんの名前を叫びそうになったら、禰豆子が愈史郎さんの前にあった鞠を蹴った。

朱紗丸は"面白いのう”とか言ってるけど、私の事ホントに気づいてないんだね。
いつ攻撃しようかと考え、茂みに隠れた。

禰豆子は、愈史郎さんの頭を撫でていた。
昔のことを思い出してるような…

また、鞠が来たら禰豆子は毎回蹴っている。

……あれ、鞠って蹴っていいの？
それにさっき、禰豆子は鞠を蹴って足斬れてなかったっけ？

禰豆子は鞠を朱紗丸に蹴り返してるし、朱紗丸は動揺してる。
今のうちに攻撃しようかな…









と、思ったけど2人の鞠の蹴り合い始まっちゃった。
この中、攻撃しに行く勇気ないんだけど…
もう少し様子見よ。

禰豆子、結構怒ってるね…
そりゃそうか……ﾊﾊ

禰豆子怒りすぎてさ、鞠を蹴り返したら壁に穴空いたよ…
もう少しで私の顔に直撃する所だった。
危ない…

朱紗丸は面白いとか何とか言ってて、鞠を6個出てた。
禰豆子はまだ怒りが静まってない。

珠世さんが鬼舞辻無惨の話をしたら、朱紗丸の顔色が悪くなった。
珠世さんはさっき自分の腕を自分のつめで引っ掻くようにしていた。

血がめっちゃ出てるけど大丈夫なの？！
それが珠世さんの血気術なのかな？
それを発動してから、朱紗丸は鬼舞辻無惨の名前を口にした。

確か、呪いがあって鬼舞辻無惨の名前を口にしたらダメなんじゃ…

そう思ってると、禰豆子はウトウトしてる。
この状況でよく寝れるね、禰豆子…

何となくで思ったけどさ、鬼が使う血気術って人間に害があるなら今使ってるのも害ありそう…

羽織で口と鼻を抑えておこう…
炭治郎もこれ吸っちゃダメなんだよね。

炭治郎、こっち向いてぽかんとしてる。
炭治郎も言いに行かないと。

ってかさ、私良く元気でいられるな…
普通なら炭治郎みたく倒れてるはずなのに…

まぁいいや←




A『炭治郎！今ね、珠世さんが血気術使ってて、それ多分人間に害があるから口と鼻を塞いでた方がいいよ。あ、刀は横に置いていおたらいいよ。』

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