神の呼吸使いは、竈門兄妹の親友です！

拾玖 ページ21

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鞠女の体から、腕が4本増えた。
そして、それと同時に鞠も4つ増えた。
増えるとまた、鞠を投げてきた。
私と炭治郎は刀を振り、鞠に当たらないように斬っていった。

斬りながら思ったことだが、どこにも当たっていないのに鞠の機動が変わってる。
鞠は斬れば威力も落ちる。
2人鬼が居て、居場所も気配で分かってる！
でも……！

鞠が珠世さんと愈史郎さんの顔等に当たりその部分が消えてしまった。
2人をかばいたいけど、鞠が次々に来るから構ってる暇なんてない。

珠世さんは、私たちは治るので気にしないでと。
鞠が動く方向がわかっていない私たちに、愈史郎さんが言った。
矢印を見れば方向が分かると言ったが、矢印なんて見えない。
炭治郎も見えていない様子だった。

愈史郎さんは、"そんなものも見えないのか！”と言い、愈史郎さんの視覚を貸してくれると言った。
そうしたら、鞠女の頸くらい斬れると。
そして、手に持っていた紙を私たちの方へ投げた。
それがおでこに張り付くと、矢印が見えた。

矢印が見えて、私たちは愈史郎さんに見えると言った。
見えてから避けるのは簡単に出来た。
矢印を避けていると、禰豆子が地下から戻ってきた。

私は、禰豆子に外にいる鬼を倒してと言った。
"外の木の上に男の鬼の気配がする”
そう伝えると、禰豆子は外に向かった。

禰豆子が外に出たと同時に私達も外に出た。
鞠女は、炭治郎の耳についてる花札を確認し鞠を投げてきた。

私たちは、禰豆子が木の上にいる鬼に1発入れてくれるまで逃げた。
少し逃げていると、矢印が消えた。

その消えたところを狙って炭治郎は鞠を消した。

炭治郎｢水の呼吸 参の型 流流舞｣

そして私は、

A『神の呼吸 弐の型 葉薔薇』

技を使い、鞠女の腕(6本)を斬り落とした！
私はこの鬼は鬼舞辻に近い鬼かどうか聞いた。
すると、おそらくと返ってきた。
必ず勝たなきゃ！
この鬼たちから血を取らなきゃ！

鞠女は、"私たちから血が取れると思うな！
血が取れるなら取ってみればいい！”

そう言ってきた。
それを聞いた愈史郎さんが、

愈史郎｢気をつけろ！少しも油断するなよ！もし本当にそいつらが十二鬼月ならまずお前らが今まで戦ってきた鬼より手強いぞ！｣

私たちは返事をした。
気をつけつつ･少しも油断しない･倒す。これを心構えて戦う。

私たちはあの鬼たちに勝てるのだろうか…
嫌、今はそんなことを言ってる暇ではない。
勝てるかじゃなくて勝つんだ！

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