防弾の専属メイクは辛すぎる

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無事に集合時間に間に合って

バンに乗り込んだのだが



Ｖさんがいない…



マネージャーさんも

ユナオンニもきづいてないみたい



J-HOPEさんもジョングク君も

ユナオンニとの話に夢中で気付いていない




そのままバンは走り出してしまった。




え？もしかしてもう片方のバンに乗った？



でも今日は衣装が多くて


あっちのバンはいつも乗る人数以外

座る席が無いみたいだったし




体調不良で休み？



でも違ったらな…



気付いているのにスルーするのも

人間としてどうかと思うし




『あの、マネージャーさん』




mg「ん？何だいチョンさん」




助手席に座っていたマネージャーさんが

振り向いた瞬間


みんなの視線が私に集まった



なんだか睨んでるように見えるのは

私の気のせいだろうか



『Ｖさんって

今日の撮影に参加しないんですか？

あの、このバンにいないので。』




震える声のまま言った



バンの中を見回してマネージャーさんの顔は

固まった



J-HOPEさんとジョングクくんも


やばいって顔をしている



ユナオンニだけは状況が分からないのか

ポカンとしてる





mg「ホソク、テヒョンはどうした」




JH「朝から見てないです…

多分宿舎で寝てます…」




マネジャーさんは頭を抱えて

”しまった”

という顔をしている



みんなほんとに気づいてなかったなんて

Ｖさんかわいそう



って思ったのはほんの一瞬




mg「チョンさん、宿舎に行って
テテを起こしてきて貰える？」



『え？…』



一瞬幻聴かと思ったが


もう１度私に視線が集まったため

幻聴ではないと分かった



このバンのままみんなで戻ると

勝手に思っていたから


こんなこと言われるなんて
考えてもいなかった



それに、なんでよりによって私なの？



仲のいいユナオンニとかメンバーを

行かせれば良いのに




マネージャーさん


メンバーと私の仲が

あんまり上手くいってないこと





分かってないのかな…

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