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6話。 ページ7

sideA

中山「うおっ!?!?」

中山(何この状況。)



猫谷「はい、あーん。」

A『もう要らない…』

猫谷「だーめ。あーん。」

お粥食べさせられた。

猫谷「はい、お薬。」

A『薬だけ頂戴よ…』

猫谷「説明書に空腹で飲まないでくださいって書いてあるんだもん。あと、この見た目で薬を買った俺を褒めても良いんだよ。」

A『ありがとーー(棒)』

猫谷「クソほども思ってねえな。」

うん。

だって見た目は私関係ないし…

田中「せ、センパイ…?私のマフラーとブランケット使ってください!」

優し。

A『ありがと〜!』

猫谷「うっわ。差別〜」

A『差別じゃないよ。分別だよ。』

猫谷「俺はゴミか!?ああ"?」

怒った。

A『…はぁ…』

猫谷「寝てな。帰れそうな時帰りなさい。」

頭を優しく撫でる。


寝てしまった。

みんなバイトしてるんだろうなぁ…

帰って寝よう…

貸して貰ったマフラーやブランケットを畳んで

帰り支度をする。

A『あ、明日のお弁当の材料買わなきゃ…』

田中「センパイ…大丈夫ですか?」

へ?

A『うん、寝たから良くなったよ〜。』

田中「顔真っ青ですよ…店長呼んできましょうか…?」

言うてそんなに辛くないし…

猫谷「安静にしてなさい。店閉めるから。」

良いよ。帰れるよ。

猫谷「道端に倒れられても困るの。」

帰れるよ。

猫谷「…今にも死にそうな顔されても説得力ないから。」


へい。幼馴染に死体みたいって言われてから3時間くらい経ちました。

A『マキちゃんって過保護だよね。』

新田「そうね〜。」

新田(白銀ちゃんが可愛くてしょうがないからね。)

不思議。

A『みゆちゃんに迎えに来てもらおうかな…』

そしたらマキちゃんだって仕事に専念出来るかも。

A『マキちゃん、みゆちゃんに迎えに来てもら…』

猫谷「美結に迷惑かけないの。」

マキちゃんにだって言えるよ?

猫谷「安静にしてて。もうすぐ店閉めるから。」

はぁい…



猫谷「お疲れ。」

新田「また眠ったっぽいですよ。」

A『…スー…スー…』

猫谷「顔色も少し落ち着いたかな…」

なんか視線を感じる。

A『…?』

猫谷「起きた?もう帰るから帰り支度してて。」

あ、バイト先だったわ。

ダウンジャケット(マキちゃんの)温かい。


猫谷「帰るよ。」

病人には優しい。

猫谷「飯食べて寝りゃ元気なるよ。お前単純だもん。」

前言撤回。全然優しくない。

7話。→←5話。



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栖夜(プロフ) - 結構前からみていましたが、やっとアカウント作ってコメント出来るようになりました!!とても楽しく見させて頂いてます!!これからも、更新、頑張ってください!応援してます!(*´ω`*) (2019年6月17日 16時) (レス) id: b2beda4449 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年1月31日 22時

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