41話。 ページ42
sideA
色々省きますが、喧嘩しました。
マキちゃんと。
A『マキちゃんなんて大っ嫌い!』
猫谷「ああ。清々する。」
猫谷(…本当に?…ダメ。お願い…嫌いなんて言わないで……)
と、家を飛び出したは言いものの…
A『家なき子。』
行く場所もあてもなく。
あ、そうだ。
\ピンポーン/
ガチャ
【はーい。】
A『こんにちはー!』
奥からドタドタドタっていう足音する…
「いらっしゃい!マイエンジェル!」
A『お姉ちゃん〜。マキちゃんと喧嘩した〜…』
「よしよし。おいで。」
「なんで喧嘩したの?」
A『マキちゃんが…』
―回想―
学校が終わったし、バイトないから何しよ〜。
「ちょっと、アンタでしょ!真紀の彼女面してるクソ生意気なJKって!」
こっわ。
A『知らないですけど。』
彼女面なんてした事ないし。
で、無理やり連れていかれボコられた。
猫谷「遅かっt…何したの。」
A『マキちゃんが見境なしに付き合うから。』
猫谷「は?」
A『だから、私がボコられた。』
猫谷「意味わかんないんだけど?」
そこから喧嘩がヒートアップ。
A『マキちゃんが誰と付き合うって勝手だし…好きな人によくわかんないJKが付きまとってたら嫌かもしれないけど…』
なんで私が巻き込まれなきゃいけないの?
あそこは私の家だし、本屋はただのバイト先。
マキちゃんは居候で、本屋の店長。
A『マキちゃんなんて嫌いだもん……』
「エンジェルはここに居なね?待っててね。」
?
「真紀、今すぐ実家に来なさい。」
【は?てめぇーに指図されたく…】
「エンジェルが大粒の涙を流すんなら、お前はそこに居ない方がいい。」
【…泣いてんの…?…俺のせいで…】
「良いから早くおいで!」
猫谷「……」
A『……』
猫谷(目すら合わせてくれない…嫌だ…もうせめて1回だけ抱きしめさせて……)
「アンタ、Aちゃん泣かせるなら、荷物まとめて実家に戻りな。」
猫谷「……」
マキちゃんは黙ったまま。
「アンタの代わりなんていっぱい居るし、Aちゃんも高校生。一人暮らししても問題ないでしょ。」
いや〜…?
猫谷「…何かあったら…どうするの。」
「何かの問題起こした元凶はアンタだろうが!」
お姉ちゃんもヒートアップしちゃった。
猫谷「何かあったら、すぐ対応するし、怖い思いなんてさせないから…居させて…」
「まず謝らんかい!」
お姉ちゃん強い…
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栖夜(プロフ) - 結構前からみていましたが、やっとアカウント作ってコメント出来るようになりました!!とても楽しく見させて頂いてます!!これからも、更新、頑張ってください!応援してます!(*´ω`*) (2019年6月17日 16時) (レス) id: b2beda4449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年1月31日 22時