4話。 ページ5
sideA
マキシフト表、明日まで出さないなら勝手に決めるよって2人に言っておいて。
何故。
中村くんって何組だっけ。
あ、いた。
A『中村くん。』
牧野「えっ!白銀さん!?」
だれ?
A『ねーねー、中村くん。』
中山「誰っすか。」
記憶喪失かな。
A『お初にお目にかかります。』
中山「ちげーだろ!」
良かった、記憶喪失じゃない。
A『シフト表、明日まで出さなかったら許さないってマキちゃんが。』
ガタガタと震えてる。
猫谷「なんて言ったの?中山くん怯えながら持ってきたんだけど。」
A『え?マキちゃんの言葉のままに。』
猫谷「なんて言われたの?」
中山「シフト表、明日まで出さなかったら許さないって…」
その後、いきなりマキちゃんに締め上げられました。
A『暴力はんたーい。』
猫谷「しめ縄で吊るしてあげようか?」
こわ。
A『やっぱりバイト変えようかなぁ。こんな怖い店長と働きたくないもん。』
猫谷「こんな優しい店長のどこが怖いって♡?」
頭を下げさけられた。
物理的に。
A『マキちゃんきらーい……(小声)』
猫谷「嘘おっしゃい。」
A『嫌い』
猫谷「なんでこんなにワガママに育っちゃったのかな。」
知らん。
猫谷「美結も朔真も良い子なのに。」
親か。
田中「てんちょー」
猫谷「なに?てか、ノックしてから入りなさい。」
A『アルバイトって辞表って書くのかな、調べよ。』
めっちゃ痛いくらいに抱き締められた。
猫谷「俺の目の届くのがバイトする条件だったでしょ。」
理不尽な条件。
誰だよ。こんな条件飲み込んだの。
……私だ。
A『マキちゃん、いい加減ゴリラなの自覚した方が良いよ。』
内臓出そう。
猫谷「てんめぇ…」
怒った。
A『マキちゃんが私を認めてくれたら遠くでアルバイトしてもいい?』
猫谷「無理かなー。」
無理じゃないし。
猫谷「まず1人で起きれないじゃん。アンタ。」
A『1人で起きれるし!!』
猫谷「朝も昼も俺が作ってやってるし。」
A『りょ、料理ぐらい出来るしっ!』
猫谷「ならやってみな。」
ふんだっ!
頑張るしっ!
猫谷「新田くん。」
新田「なんです?」
猫谷「もし俺が首吊ったら店任す。」
新田「生きて!!!!!!」
猫谷「あぁ…ダメ…まだ俺が面倒見て…てかもう一生面倒見るから……」
新田(この人終わってる。)
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栖夜(プロフ) - 結構前からみていましたが、やっとアカウント作ってコメント出来るようになりました!!とても楽しく見させて頂いてます!!これからも、更新、頑張ってください!応援してます!(*´ω`*) (2019年6月17日 16時) (レス) id: b2beda4449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年1月31日 22時