21話。 ページ22
sideA
デートしたらマキちゃんはいつも通り真面目に働いてる。
中山「そういえばココってグルチャとかないんすか。」
猫谷「なに?グルチャ?」
A『無理だよ、マキちゃんが居るから。』
猫谷「おい。」
A『マキちゃんってラ○ンもツ○ッターもしてないからね。唯一、フェ○スブックはやってる。』
なんでやらないんだろうね。
猫谷「だって電話番号で登録してさ?イヤな奴いたら嫌じゃん?」
十中八九、自業自得。
A『そんなんマキちゃんのー…』
猫谷「次の言葉考えないとご飯抜きにするよ。」
なんて理不尽。
A『マキちゃんは悪くない。』
頭ポンポンされた。
中山「ブロックとか非表示にすれば…」
猫谷「めんどくさい。」
変なとこでズボラを発揮するよね。
猫谷「やっといて。」
ケータイ渡された。
中山「指紋認証とかパスワードとかは?」
A『安心しろ、中村くん。指紋は事前に登録してるしパスワードも暗記してる(*`・ω・´)』
中山(個人情報とは。)
A『マキちゃん、出来たよー。私の登録していいー?』
猫谷「勝手にやっといて。」
はーい。
ピコンピコンめっちゃなる。うるさ。
A『ムッシュ〜、グルチャ作って〜。』
新田「おーけー。」
招待された。
新田「追加していいかな?」
良いんじゃない?
A『マキちゃん、メッセージ20件くらい来てるよ。』
猫谷「誰だよ……」
また冷たい目。
A『マキちゃんグルチャ入れといたよ。』
猫谷「おーけー。てか、この写真なに?」
A『なにが?』
私のアイコンをタップして拡大する。
白いぶっかぶかのパーカーの自撮り。
A『着てみた。』
猫谷「俺のじゃん…てか、いつの間に…」
新田「ああいうデザインの服じゃないんだ。てっきり…」
あえてメンズ着る人居るよね。
A『可愛いでしょ?』
猫谷「あれほど二度とやんなって言ったじゃん。」
ゲンコツされた。
ベルがなった。
A『暴力反対!』
猫谷「良いから行け。」
もう!
A『いらっしゃいませー』
新田「本音は?」
猫谷「もう本当に可愛い。マジ天使。」
新田「うわあ。これが本当の顔だよ。ヤバい人だよね。」
中山「い、良いんじゃないでしょうか…」
猫谷「中山くんって良い子だね。気配り上手で良いよね。躾直そうかな…」
新田「美人より気配り出来る子ってモテるらしいっすよ。」
猫谷「やっぱ良いや。」
新田(そんなに嫌か。)
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栖夜(プロフ) - 結構前からみていましたが、やっとアカウント作ってコメント出来るようになりました!!とても楽しく見させて頂いてます!!これからも、更新、頑張ってください!応援してます!(*´ω`*) (2019年6月17日 16時) (レス) id: b2beda4449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年1月31日 22時