10話。 ページ11
sideA
中山｢新田さん…｣
珍しい。ムッシュに話しかけてる。
新田｢ん〜？｣
よく聞こえないなぁ…
side新田
中山｢店長と白銀って付き合ってるんですか？｣
急に…
新田｢なんで？｣
中山｢今日、送ってもらってて…いつも送ってもらうのか？って聞いたら一緒に住んでるけど今日はたまたまって…｣
あー。
新田｢店長と白銀ちゃんは付き合ってないよ。一緒に住んでるだけ。｣
？めっちゃ浮かべてる…
新田｢店長、実家に居たくないから白銀ちゃんの家に居るだけだよ。親代わりをする代わりに置かせてくれって。｣
店長、家族と仲悪いし。
中山(親代わり…？)
新田｢月に何回かは実家に行くけど…だいたい機嫌悪いからね…｣
猫谷｢仲良しになったもんだね〜〜。ゆっき〜｣
げっ。
中山｢ゆっきー？｣
猫谷｢もともと俺の高校時の後輩だからね。その時のあだ名。｣
A『ねー、マキちゃん。紐解けた。』
猫谷｢お前は赤ちゃんか。｣
頼ってくれて嬉しいくせに。
A『マキちゃん、焼き芋屋さん居るよ。』
猫谷｢あっそ。｣
A『買ってきていい？』
猫谷｢仕事終わったらな。｣
白銀ちゃんのエプロンを結びながら楽しそうに笑う。
新田｢もう少し素直になればいいのにね。｣
中山｢？｣
猫谷｢ゆ〜き〜？｣
やっべ！
新田｢さーて！仕事仕事!!!｣
A『マキちゃん、あのねー』
楽しそうに雑談し始める。
中山｢白銀って両親居ねーの？｣
どストレート!!!
A『うん。』
中山｢えっ、ど…｣
A『今頃……』
しんみりした…
猫谷｢中山くん、騙されちゃダメだよ。ドイツに居るから。｣
A『今はフランスー！』
海外で仕事してるらしい。
中山｢なんで店長と住んでるんすか｣
猫谷｢…さあね。｣
流した。
A『あのねー、マキちゃんのお姉ちゃんとマキちゃんが仲悪…むぐぐ。』
口封じ…
猫谷｢なんにもないよ。｣
A『この前、マキちゃんのお姉ちゃん居たよ。』
猫谷｢……どこに。｣
目付きがいつもの10倍怖すぎる。
A『学校に。高校生の彼氏作ったって言ってたよ。』
猫谷｢きっっも。｣
あー、機嫌悪い…
A『でねー。』
ベルが鳴ったからレジに出る。
A『あ、マキちゃんのお姉ちゃん。』
店長が鬼の形相で出てきた。
猫谷｢帰ってくれる？｣
｢客に対して何その態度。｣
A『お姉ちゃん、何しに来たの〜？』
空気をあえて読まないのが役立つ時ってあるんだ(白目)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
栖夜(プロフ) - 結構前からみていましたが、やっとアカウント作ってコメント出来るようになりました！！とても楽しく見させて頂いてます！！これからも、更新、頑張ってください！応援してます！(*´ω｀*) (2019年6月17日 16時) (
レス) id: b2beda4449 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年1月31日 22時
