2話 ページ3
sideA
優人｢……｣
優人はあまり学校では話さない。
まあ、みんな私と付き合って居ながらも男と遊ぶ事は黙認してるから意味無いけど。
それに、
優人｢……｣
凛子｢今日も熱い視線を送ってますなぁ。｣
あ、目を逸らせた。
A『りんりん、会議中に余計な事言わない。』
凛子｢はーい。｣
蓮｢でね〜｣
｢え〜ホント〜？｣
わを。
A『まゆこ、窓閉めよ。』
真由｢別れたら？｣
それが出来たら万々歳だよ。
蓮｢あっ！生徒会会議中？｣
窓から来た。
A『そう。だから邪魔しないで。』
｢れーくん、行こー？｣
A『ほら、呼ばれてるじゃんか。』
蓮｢なんか冷たくない？｣
優人はヤンデレ。
自分のものっていう認識が凄く強い。
蓮｢杉��、邪魔。｣
優人｢ふん。｣
優人が抱きついて来た。
A『よしよし。』
凛子(杉��くんの頭にお花飛んでるくらいふわふわしてる…)
A『優人、席ついて。』
優人｢ん。｣
私の席…
A『まゆこ、窓閉めて。』
真由｢ん。｣
蓮｢杉��なんかより俺の方が長いだろうが！｣
１回スイッチ入るとずっとデレデレくんなんだよなぁ…
優人｢ん。｣
A『よしよし。』
座ると優人の頭はちょうど私のお腹にある。
蓮｢A!!｣
A『蓮……後で、ね？』
蓮はヤンデレじゃない。
メンヘラ。
メンヘラって自分中心で承認欲求がめっちゃある。
彼女が多いのも自分が必要としてくれる人がこんなに居るって実感したいだけ。
A『ダメンズに好かれるのはなんなんだろ…』
凛子｢Aがしっかりしてるから〜？｣
そうなの？
真由｢あと、甘いからでしょ？｣
割と甘くないと思うんだけど……
A『てか、今メイクしないで。』
千春｢先輩方!!早く進めますよ！て言うか！会長が男性にふしだらすぎるんです！｣
夜光｢かいちょー、ゆーとを返して〜？｣
A『だってよ、優人。』
私のピアスにキスして元いた席に戻る。
凛子｢てか、生徒会長がピアスしてる学校ってなかなか無いよねぇ。｣
A『付けないと問題起こす人居るから。』
前に慌てて家から飛び出た時につけ忘れて、
蓮と優人が泣き喚くわ、学校の備品壊すわ大変だったし…
A『てか、この学校校則自体はゆるいじゃん？勉学が問題ないなら何でもいいみたいな？』
真由｢それなー。マジ有難いわ〜。｣
ビューラーを会議中に温める役員もなかなか居ないと思うんだけど。
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年12月4日 8時
