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住んでいる世界が違う。
最初にその言葉を聞いた時、拒絶されてるのかなって。そんな風に思った
だけど君のその表情は、拒絶とか、そういう種類のものじゃなくて、
なんだか少しだけ、羨ましそうに見えたんだ。
次の日の朝、ひとりで電車に揺られながら考える
君に、どんな風に関わっていけばいいんだろう。
どうしたら、笑顔になってくれるんだろう。
気がつけば君のことばかりな私に、少しだけ苦笑い
でも、気になるんだもん。永瀬くんのこと。
……いいよね、まだ嫌がられてないし。
ひとりで考え事をしていると、いつもよりもっと通学時間が短く感じられた
「永瀬くん、おはよう」
教室に入ってまず最初に。
今日も私は、君に話しかける
「………おはよ、」
恥ずかしそうにそらされた視線と、小さく呟かれた言葉
ああなんで、それだけなのにこんなに嬉しいんだろう。
「今日もがんばろうね！！」
「おん、」
永瀬くんに返事してもらえた日って、何でもできそうな気すらしてきちゃうんだ。
「A〜！食べようぜ〜！」
「あ、岸くん今行く！」
そしてお昼休み、岸くんが教室の反対側から私を呼ぶ
いつもこうやって声かけてくれるの、本当に嬉しいなぁ。
今日も、みんなでご飯が食べられる
思わず笑顔になりながら、お弁当を出してみんなのところに向かった
「優太、さっきの授業寝てたでしょ」
「えっ？！なんでバレてんの？！」
「いや、俺も気付いた」
「私も」
「みんな俺のこと大好きかよ！！！」
「違うだろ笑 わかりやすく突っ伏してたじゃん笑」
「えっいや俺そんな寝てねえよ？」
「Aは？優太寝てたの気がついた？」
「えー、どうだろ？見てなかったかも」
「Aは真面目だからちゃんと授業受けてんだよ！お前ら見習え！」
「それ優太には言われたくない」
おい！！って今日も楽しそうな岸くん
いいな〜やっぱり。この感じ。
みんなでいつもみたいに笑って、食べて、話して。
あ、そういえば。
気になってちらりと振り向いた先、
今日も永瀬くんは、ひとりでそこにいた。
黙々と、ひとりでお弁当を食べるその姿。
じーっとそんな君を見ていると、突然ある考えが浮かんでくる
「ねえ岸くん？」
「ん？」
私は岸くんに、声をかけた
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詩愛(プロフ) - reeeinさん» ありがとうございます、、、！！どうぞ最後までお楽しみください！！よろしくお願いいたします！ (2020年9月29日 23時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
reeein(プロフ) - もう、詩愛さんは天才です、私が保証します、天才です、、、続き楽しみにしてます、、！！！ (2020年9月28日 23時) (レス) id: 713e35c5a6 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - さとひとさん» 嬉しいです〜ありがとうございますT_T 第二章もよろしくお願いいたしますね！ (2020年7月27日 12時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 雪さん» 毎日ありがとうございます！更新頑張りますね！第二章もよろしくお願いいたします！^^ (2020年7月27日 12時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
さとひと(プロフ) - とてもキュンキュンしながら読ませていただいています！好きすぎて何回も星を押してしまいます、、。明日の公開楽しみにしています！ (2020年7月27日 0時) (レス) id: df351be635 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年6月29日 14時
