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その後も休憩をはさみつつ、私たちは撮影を進めていく
「いや〜、結構撮ったで俺」
「私も」
「いいの撮れた？…って、なんか私が言うのも変だけど。」
「見る？これとか。俺結構いいなって思うんやけど」
「あ、ほんとだ。はなみちゃんかわいい」
「ありがとう…！なんか恥ずかしいね」
なんとなく撮影会が終わりそうな雰囲気
そんな中、私たちは写真を見せあった
「やっぱはなみちゃん、被写体うまいよな？」
「そうかな、廉くんありがとう」
その時、ふと周りを見回して気がつく
「紫耀、どこ？」
「え？」
「ほんまや、紫耀がおらん」
結構大きな公園の中、見渡してみたけど紫耀の姿はなくて
「どこか行くって、誰か聞いたりした？」
「なんも聞いてない」
「私も聞いてないかな。」
紫耀、どこに行っちゃったんだろう
みんなで、君の名前を呼びながらしっかりと目をこらす
しばらくそうしていると、
「はいはい！俺ここだよー！」
と、少し遠くから走ってくる紫耀が見えて、ホッとした
「どこ行ってたの？」
「うーん、ちょっとね。」
「探したんやで？」
「ごめんって」
紫耀の手には、私のケータイがまだ握られていて
「よかった、紫耀戻ってきて！」
はなみちゃんもホッとしたように笑った
「じゃ、そろそろ帰るかー」
「いっぱい撮ったもんね」
「A、家着いたら写真送って〜」
「みんなおつかれさま！なんかありがとね」
「はなみちゃん、とっても綺麗だったよ」
みんなで話しながら向かう駅
4人で歩く時、ついこの前までは自然といつも、廉の横は私で、君の横がはなみちゃんだったのに
いつのまにか、君が私の横にいるようになっていて
そんな私たちの後ろから、
「………あーあ。」
廉の小さなため息が、聞こえたような気がした。
「また学校でね！今日はありがとう！」
「うんまたね、ふたりとも気をつけて」
「ばいばーい」
「じゃなー」
二手に分かれて、私と紫耀くんは電車に乗り込む
「今日楽しかったね」
「うん、すっごく楽しかった」
「ね。てかごめん、今日結構撮っちゃったかも。送ったら消してね」
「あ、うん、わかった」
「…あとケータイ、貸してくれてありがとう。」
いつもならそんなこと言わないのに、
君の目線が少しだけ、泳いでいた。
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詩愛(プロフ) - kaiさん» わ〜嬉しいですありがとうございますT_T 引き続きよろしくお願いいたしますね^^ (2020年6月14日 21時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - かなこさん» こちらこそありがとうございます！引き続きよろしくお願いいたします、頑張りますね！^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - さくらえびさん» いつもありがとうございます！嬉しいです……引き続きよろしくお願いいたします^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - はるさん» かわいいですか！よかった！ありがとうございます、引き続きよろしくお願いいたします^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夜木さん» こちらこそありがとうございます！！引き続きよろしくお願いいたします！^^ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年5月29日 20時
