信じてもいいですか。《黒》 (ページ2)

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はぁ、昨日は散々だった

結局あの後ふっかは笑ってたけどずっと切なそうな苦しい顔してた

この関係やめた方がいいって分かってる

多分わたしがふっかを苦しめてるんだよね

ごめんね

気分も乗るはずがなくやることやってはいたからふっかの家から帰ってきちゃった

家に着いて寝ようかと思ったけどあのふっかの表情が頭から離れなく一睡も出来なかった

『もう7時か、』

重たい腰をあげて自分の部屋を出たら同じタイミングで隣の部屋からお兄ちゃんが出てきた

最っ悪、、

阿「あれ？昨日の夜友達の家に泊まるんじゃなかったの？」

亮平お兄ちゃんには友達の家に泊まるって言ってあったんだよね

まぁあながち間違えではないけど

『あ～、そうだったんだけどやっぱり帰ってきたんだよね～』

もちろんお兄ちゃんにはふっかと体の関係があるなんて言ってない

阿「そっか、」

阿「なんかあったらいつでも相談乗るからね」

なんて優しく頭ぽんぽんしてくる

多分友達と喧嘩したと思われたのかな？

でも亮平お兄ちゃんのことだから勘がいい

バレるのはごめんだ

『心配しなくて大丈夫だよ。ほら！朝ごはん食べよ！先下行っちゃうからね～』

朝から亮平お兄ちゃんに会うとか

なんとなく気まずい