story274 ページ38
先程、Aの精神は消えかけたという重体で彼女はチョッパーに手を引かれ船に乗り込み医務室で眠ることになった
皆を船に乗り込みローリング海賊団達から深謝を受けながらスリラーバークを出航した
｢出航〜！！｣
──何が起こるかは誰も知らない
謎だらけの海“魔の三角地帯”
毎年、100隻を越える船が
霧の中で消息を断つ──
──それは巨大海賊船スリラーバークが
その海に影を潜めた10年前…
──そのずっと昔からの、深き謎…
白い霧は折りよく今日も立ち籠めて
海の怪奇の顔色を──
白いベールで包み隠した────
─怪奇の海を抜け出した強運の一味の船は
引き続き指針の示す
海底の楽園へとひた走る
｢ルフィ、本当にいいの？｣
｢エースのことか？いいんだ気にすんな｣
甲板の手すりに座り帽子が飛ばされないように手で押える彼にナミは問うた
｢でも…Aがあんなになるほどだぞ
今この船に乗ってる中でいちばん強いAが寝込む程なんだぞ……｣
チョッパーの言葉に彼は1度広大な海を見て視線を戻す
｢大丈夫だ！
万が一本当にピンチでもいちいち俺に心配されたくねぇだろうし、エースは弱ぇとこ見せんの大っ嫌いだしな
エースにはエースの冒険があるんだ｣
｢ビブルカードは本人が弱ると縮むだけでまた元気になったら元の大きさに戻るそうだ｣
両手にお酒ののったトレイを持ってキッチンから出てきたサンジ
｢さっきAさんのポッケを少しあさったら彼女のビブルカードがあったの、特にカードに異変はなかったから大丈夫なはずよ｣
ロビンがAのポッケをあさったという所はいただけないがAは大丈夫という言葉に皆の顔が綻んだ
｢えーそれでは改めまして！
Aが早く目覚めることを願って！
そして！！
新しい仲間音楽家ブルックの乗船を祝してェ！！！｣
｢乾杯ぃ〜！！！！｣
｢お世話になりまーす！！！｣
この広大な海に
祝福の声が響き渡った──
.
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リリア(プロフ) - ☆TRICK☆さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！！（窓辺の席の私） (2020年7月2日 19時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
☆TRICK☆(プロフ) - こんにちは、更新頑張ってください！応援してます!!（隣席より） (2020年7月2日 18時) (レス) id: 75a0db6355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年5月29日 8時
