story266 ページ30
七武海と連戦なんて今の皆に耐えられるほど生易しいものではない
｢気をつけて！！何かの能力者よ
あいつが手で触れた人間が消えるところを見た…！！｣
｢消える！？｣
｢そして本人は瞬間移動するわ！！
あの手が…危ない……｣
ナミの絶望ともいえる声、くまはおもむろに手袋を外す
ただ手袋を外しただけというのに皆からゴクリと喉を鳴らす音が聞こえる
瞬間、その場から消えたくまに皆呆然とするがすぐ目の前に瞬間移動し、出たァ！とまるで幽霊か怪物が出たかのような反応をする
ローリング海賊団の何人かは愚かにも勇ましくくまに立ち向かうが呆気なく倒される
そして次はゾロの真後ろに瞬間移動した
｢“海賊狩りのゾロ”お前から始めようか…｣
ローリング海賊団は皆剣を持ちゾロに加勢しようとするがゾロが制止の声をかける
｢喧嘩は買った…加勢いらねぇ
恥かかせんじゃねぇよ………！！｣
｢なかなか評判は高いぞお前達
麦わらのルフィの船には腕の立つ──できた子分が数人いるとな｣
くまの言葉にロビンとゾロ以外の皆は満更でもないように笑う
色々と騒ぎを起こしているこの一味
知らず知らず名が揚がるのは何も船長だけではない
｢二刀流……！！居合…！！羅生門！！！｣
確かに斬ったはずだったのにゾロが斬ったのは瓦礫だった
刹那、ゾロの目の前にくまが現れ手を振り下ろしゾロは急いで横に避ける
くまが地面から手を離すと地面に肉球型の跡が残った
｢三十六煩悩砲！！！｣
ゾロの斬撃はまっすぐくまに向かっていくがくまは目の前の斬撃に手をかざす
するとぷにっと可愛い音を立てて斬撃を弾いた
このくまの行動に一同目を丸くさせ弾かれた斬撃はローリング海賊団の方に飛んでいく
『一刀流、木端微塵』
斬撃が迫り来るローリング海賊団前に行きゾロの斬撃を自身の技で打ち消すA
ローリング海賊団から感謝の声が聞こえるがすぐ制止の声をかけゾロの戦いを見る
くまの能力、あらゆるものを弾き飛ばす能力
ニキュニキュの実の肉球人間
くまの両掌には肉球がついている
名前だけ聞けば和やかで癒し系に聞こえるがなめていると痛い目にあうことになる
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リリア(プロフ) - ☆TRICK☆さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！！（窓辺の席の私） (2020年7月2日 19時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
☆TRICK☆(プロフ) - こんにちは、更新頑張ってください！応援してます!!（隣席より） (2020年7月2日 18時) (レス) id: 75a0db6355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年5月29日 8時
