story263 ページ27
｢生きてたな見事に｣
｢一瞬天に昇る気持ちだったわ｣
4人とローリング海賊団達は朝日を受けて“存在”が消えかけたが間一髪影が戻ることで実体が再生した
『誰も消えずに済んでよかった』
Aの言葉に皆が消滅しかけたところをまじかで見ていた5人が頷いた
この島に入ってからの奇妙な生物や出来事は全てモリアの見せた“幻夢”
モリアが倒れた今この島には何も残っていない
悪い夢から覚めた朝みたいに皆消えてしまった
本当に、タチの悪いお化け屋敷だ
｢それより、ルフィの奴さっき縮んでなかったか？｣
｢巨人のギアを使うと使った時間反動で縮むんだって…｣
『ルフィの新しい戦闘法は体に負担をかけすぎてる
新世界に今のまま入っても一味は1発で海の藻屑になるぞ』
新世界に何度も行ってるAの言葉に皆目を伏せる
モリアを倒すのにこんなにも無茶をしたというのに新世界だともっと強い曲者達がいる
｢A、どうしたらお前みたいに強くなれるんだ｣
ゾロのいつになく真剣な言葉に皆Aの方を向く
『……はぁ、そんな顔で見られたら教えるしかありませんね
ですが皆さんの怪我が完治してから教えます』
ゾロは少しムッとした顔になってからわかったと小さく言葉をこぼした
“新しい力”魅力的な言葉だがそれには途方もない努力が必要だということをゾロは知っている
怪我をした体で鍛錬をしても傷口が開くだけで意味が無い
だからこそ万全な状態で挑まねばならない
｢あんた達…礼が遅れたわね！！
ありがとうあんた達！！
スリラーバークの被害者の会一同…！！！
この恩は決して忘れないわ！！！｣
｢ありがとうございました！！！｣
ローリング海賊団、そして森にいた被害者達が清々しい朝日に照らさせながら頭を下げて礼を言う
『お、伝書バット…』
タイミングよく海軍お達しの伝書バットがAの肩に乗り手紙を渡してくる
『ありがとな、返事はくまに言うからお前は帰りな
またここで1戦あるかもしれないからな』
伝書バットの頭を優しく撫でると伝書バットは気持ちよさそうに目を細めてから飛び立った
｢そうだ！！大変なこと忘れてた！！｣
Aから出てきた“くま”という単語にナミが焦ったように声を出し近くにいるロビンとウソップが反応する
｢どうしたの？｣
｢それが大変なの…！！｣
｢成程な｣
突然今まで聞いたことの無い声にこの場にいる全員が反応し後ろを向いた
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リリア(プロフ) - ☆TRICK☆さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！！（窓辺の席の私） (2020年7月2日 19時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
☆TRICK☆(プロフ) - こんにちは、更新頑張ってください！応援してます!!（隣席より） (2020年7月2日 18時) (レス) id: 75a0db6355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年5月29日 8時
