story129 ページ39
ガチャ
｢センゴクさん、Aちゃん連れてきましたよ〜｣
ノックもせずドアを開けたクザンさん
私はクザンさんの後ろをついて行く
｢クザン！ドアはノックしろと……なんでAがいるんだ｣
私もいたくてここにいるわけじゃないんですけどね！！
｢Aちゃんにまた俺の補佐になってもらおうと思って探してました｣
｢探す前に仕事を終わらせろ！｣
そうだ！そうだ！センゴクさんに激しく同意
｢まぁいいじゃないですか、じゃあAちゃん行こっか｣
私の手を掴み部屋を出ていこうとするクザンさん
待ってくださいと言ってクザンさんに少し待ってもらう
『センゴクさん、しっかりクザンさんには仕事させますね
これからよろしくお願いします』
私は軽く頭を下げる頼むとセンゴクさんに言われ、クザンさんは私の手を引き部屋を出た
クザンさんの部屋に入りまず最初に目に入ったのは書類書類書類…
｢ちょっと待ってて『すぐにお仕事始めましょうか』…ﾊｲ……」
クザンさんの顔が逃げようという顔をしたので急いで引き止め仕事を始める
『補佐がいなくても仕事してくださいね』
｢Aちゃんが海軍に入ってくれたらきっと毎日仕事するよ…多分｣
『私は海軍には絶対に入りません』
なんで？と書類をしながら聞いてくるクザンさん
『私の正義は海軍に入っては敵対されてしまいますので』
｢…Aちゃんにも正義はあったんだね｣
私をなんだと思ってるんですか…私はそう思いながらクザンさんを見た
私の視線に気づいたのかクザンさんも私を見た
『全ての人間は正義を持っていますよ。
ただそれが相手の正義と違うだけです。
海軍というのは海賊が悪だと思う人々の集まりが成ってできた正義
海賊というのは自由が正義だと思う人々の集まりが成ってできたのが正義ただそれだけです。
そしてその正義と正義がぶつかったのが戦争
どちらも自分達が正しいと思っている、それを貫き通すのが戦争です』
｢…Aちゃん一体何歳なの、どれだけ生きていたらそんなすごい考えが生まれるの…」
クザンさんは何か言葉を飲み込んで代わりに出てきた言葉だったのはすぐ分かった
さっきのお礼ですよ…
『そんなに長く生きてませんよ、多分ガープさんよりは若いですよ』
私はクザンさんが飲み込んだ言葉を知らないふりをして会話を続けた
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リリア(プロフ) - ジャネットさん、ありがとうございます！これからも皆さんに喜んでもらえるように頑張ります！ (2020年2月11日 7時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ジャネット(プロフ) - 1万回投票したいくらい好きなお話です…。応援してます！ (2020年2月11日 2時) (レス) id: 0c6808fe65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年2月1日 23時
