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第三十七衝突 ページ46

しばらくして兄さんは帰った
そして、僕はみんなに過去の話をしようと決意した
梓にも伝えてない過去を……

貴「みんな、僕の話を聞いてくれないかな?」

絵「お姉ちゃん……まさか」

絵麻が心配そうに僕をみる
大丈夫……と僕は絵麻に笑顔を見せた

右「それは棗達も呼んだ方がいいですか?」

貴「はい、お願いします」

もう……嘘はつかない
僕は本当の僕を見せる……
この目のことも……僕の過去も……すべて

だって……朝日奈家は家族だから……
これまでの思い出から……僕はそう思えた
兄さんを紹介したんだ……もう話しても大丈夫……

棗「急に呼び出してどうした?」

光「何かあったのかしら?」

貴「呼んでほしいと頼んだのは僕だ……話したいことがあるんだ」

棗「話したいこと?」

貴「ああ、とりあえず座ろう」

僕はソファーに2人を誘導した

貴「さて、じゃあ話すよ……」

僕は過去の話を始めた

貴「僕は元々櫂導財閥の令嬢だった」

光「櫂導財閥……確か、夫婦二人が殺された……」

雅「当時、結構ニュースになってたね」

右「ええ」

貴「そうだ、僕は殺された夫婦の娘だ、そして今日来たのが僕の兄……そして両親は僕の目の前で殺された」

朝日奈家「!!!」

そう……僕の目の前で……
射殺だ……遠くからの……

貴「その頃、僕には許婚がいた……坂野玖音……」

侑「そいつって……」

祈「結婚式で会った……」

貴「ああ……そうだ」

棗「おい、待てよ……なんでお前がそれを知ってる……」

棗、いい質問だね……

貴「僕はその場にいたからね……男装して」

要「男装……まさか!」

貴「そう、あの時いとこと名乗った男だよ、絵麻には協力してもらっていたんだ、まぁ、梓にはバレていたみたいだけど」

要「あーちゃんが?」

梓「うん」

貴「話を戻して、男装した理由は玖音が結婚式に来ると兄さんに連絡をもらっていたから」

祈「あの人……婚約者を探していると言っていた……その婚約者がAさんだった」

貴「ああ」

椿「じゃああいつが言ってた《幻の少女》って」

貴「僕のこと、まぁ、幻の少女って言われてた理由は違うけど」

椿「はっ?」

貴「僕が幻の少女と言われてた理由は……」

僕はそういって、コンタクトを外した

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設定タグ:BROTHERSCONFLICT , 朝日奈梓 , ブラコン   
作品ジャンル:恋愛
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梓歩(プロフ) - 朝日奈友月@椿光弥愛してるさん» 間違ってましたか!すみません!すぐに直します!ご指摘ありがとうございます!こういうのはあまり気にしないのでお気遣いなく笑 (2018年6月20日 15時) (レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈友月@椿光弥愛してる(プロフ) - 不覚にもp.16,p.17のpercussion(パーカッション)に笑ってしまったw 正しくはpassion(パッション)ですよ(笑) もし不快にしてしまったらすみません… (2018年6月20日 12時) (レス) id: 74f41355c3 (このIDを非表示/違反報告)
朔華龍(プロフ) - よし、じゃあレッツゴー!! (2016年9月23日 23時) (レス) id: 55f8e8ef49 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - だね~! (2016年9月23日 23時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
朔華龍(プロフ) - ってかもうミナコイで話さない?? (2016年9月23日 23時) (レス) id: 55f8e8ef49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梓歩 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年8月10日 4時

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